カンジダ除菌サプリまとめでカンジダ菌をやっつけるサプリメントについてご紹介しましたが、カンジダをやっつけるには除菌ハーブだけでなく、カンジダの周りを守っている膜を剥がしてやらないと効果が薄いことがあるそうです。
というのも、カンジダ菌は【バイオフィルム】という膜で自分を守ることがあるのだとか……おそろしいヤツ……。
今回は、その【バイオフィルム】を剥がす役目のあるサプリメントをご紹介します。
また、注意点や飲むタイミングも記載しているので、参考になればうれしいです(^^)
カンジダを治すために
- カンジダの膜を破壊するサプリでカンジダの周りを覆っているバイオフィルムという膜を剥がし、
- 除菌ハーブでカンジダをやっつけ、
- 乳酸菌で善玉菌を保護してあげる
+ - 消化不良の方や胃酸不足の方は、消化をしっかり助けてあげることで、カンジダを増やさない
- 糖質や乳製品、小麦製品、合成甘味料などカンジダのエサになったり、善玉菌を減らすような食べものを避ける
→参考)カンジダ菌の除菌方法
カンジダ除菌のサプリだけで治らない…という方は、今回ご紹介する【膜を剥がすサプリメント】や乳酸菌も合わせて摂ると効果が出るかもしれません。
ブログでは、私が服用経験のあるカンジダ除菌ハーブや乳酸菌サプリメントについても、注意事項や所感を紹介しています(^^)
カンジダのバイオフィルムを剥がすには
「カンジダ菌の膜はどうやって剥がせばいいの?」というと……鍵になるのは、セルラーゼ、アミラーゼ、などの酵素です。
これらの酵素には、カンジダなど腸内細菌のバイオフィルムを分解する効果があるとわかっています。
ただ、飲む上でポイントがあるのでご注意を。
- 食間に飲むこと
- カンジダ除菌ハーブやナイスタチンとは服用間隔を2時間以上空けること
- 乳酸菌とは一緒に飲んでもOK
大切なのは食間に服用すること。
そうでないと、セルラーゼなどの酵素は消化に使われてしまいます。
また、カンジダを除菌するためのハーブやサプリメント、薬とは2時間以上間隔を空けるのがベスト。
それぞれの効果が薄まってしまうと、医師に指摘されました。
ただ、乳酸菌と同じタイミングで飲むのはOKだそうです。
カンジダ除菌の酵素
私が飲んでいた酵素のサプリメントを3種類ご紹介します。
個人差があるので一概に「これがいい!」というのは言えないため、いろいろ試されると良いかと思います。
最後に3種を比較した表を記載しています。
カンデックス
カンジダのバイオフィルム対策と言って、医師にオススメされるのがまずカンデックス。
カンジダ菌をいきなり除菌すると身体に負担がかかる(ダイオフになる)ため、メーカーの指示通り、飲む量は徐々に増やすと良いです。
1日目は1カプセル、2日目は1カプセルを2回、3日後からは1日2カプセルを2回。
医師がオススメしていることもあり、迷ったらとりあえずこれを試すのが無難かもしれません。
ただ、ひと月分で5000円超えとなかなか良いお値段なのが悩みどころ…。
バイオフィルムディフェンス
- Kirkman Labs バイオフィルムディフェンス
- 価格:60カプセルで5200円前後(=約2ヶ月分)
- 飲み方:毎日食間に1カプセル
※写真は旧パッケージのものです。
私が一番リピートしているのはこれです。
というのも、約2ヶ月分で5000円ちょいと、上記のカンデックスよりもお値打ち価格だから(^^;)
カンデックスとの違いは、各酵素量は少ないけれど、含まれている酵素の種類が多いという点です。
なんとなくではありますが、私はカンデックスよりもバイオフィルムディフェンスのほうが便の状態がいい気がしました。
便がモッサリ出るというか(^^;)
Enzymedica Candidase
- Enzymedica Candidase
- 価格:42カプセルで2400円前後(=7日分)
- 飲み方:空腹時に2カプセル服用×3回
メーカー推奨の飲み方は、食事の1時間前、もしくは2時間後の空腹時に2カプセル服用、とのこと。
Candidaseは、セルラーゼとプロテアーゼのみしか配合されていないのですが、その配合量が多いのが特徴です。
レビューを見ると、「カンデックスとか他の酵素は効かないけど、これは効いた」という意見もありました。
Candidaseはコストだけ見ると2400円前後でお手頃なのですが、メーカーの規定通り1日6カプセル飲むと7日間しかもちません…。
とはいえ、集中してカンジダ除菌に取り掛かりたい場合は一週間でも効果があるかと思います。
各酵素の比較
カンデックス、バイオフィルムディフェンス、Candidaseの酵素の種類を比較してみました。
どの酵素を選んだらいいのか?の参考にしていただければと思います(^^)
この表を合わせて各酵素の特徴をまとめると…。
- バイオフィルムディフェンス
- 酵素量は少ないが、酵素の種類は多い
- 2ヶ月分で5200円前後
- Candidase
- 酵素の種類は少ないが、酵素量が多い
- 7日分で2400円前後
- カンデックス
- 上記2種類のバランス型
- 1ヶ月分で5500円前後
※価格はメーカー推奨量を飲んだ場合です。
ちなみに、私はいずれも3~4回リピートしたことがありますが、Candidaseとカンデックスはわりとケチって飲んでしまうため、効果が測定しにくいです(^^;)
それを考えると、便の形も良くなるし、私にはバイオフィルムディフェンスが合っているのかな、という気がしています。
番外編:Kyolic ガーリックエキス カンジダクレンズ
- Wakunaga Kyolic ガーリックエキス カンジダ除菌
- 価格:100カプセルで1300円前後(25日分)
- 飲み方:食事の際に2カプセルずつ(1日2回)
番外編で紹介します。
このKyolicのサプリには、カンジダ除菌に効果があるというニンニクや、胃腸を整えるショウガ、そして消化酵素(グルカナーゼ、リパーゼ、プロテアーゼ)が含まれています。
食事時に飲むため、食事中のカンジダ除菌をサポートするサプリメントです。
食事をすればその分カンジダにエサが与えられるわけなので、特に消化能力や胃酸が充分でない場合、カンジダが増えることになります。
でも、このサプリで消化能力を補ってあげたりニンニクを摂取したりすることで、食事中のカンジダ増殖を抑制する、という効果が期待できます。
Kyolicを以前飲んだときは、食後の膨満感など不快な症状が和らいだ気がしました。
ちなみに、私にはニンニク臭は気になりませんでした。
とはいえ、ニンニクも合わないケースがあるので服用の際はご注意ください。
まとめ
カンジダ除菌の際は、ヤツらを守っている膜を破る必要があります。
「除菌サプリや乳酸菌サプリだけで効果がない!」という場合は、バイオフィルムを剥がすサプリもご検討いただければと思います。
ただ、副作用…というか、ダイオフと呼ばれる一時的な体調不良が起こる可能性もあります。
カンジダダイオフ対策という記事で書いていますので、よろしければご覧ください(^^)
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