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カンジダの除菌方法

カンジダ菌
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ちよこ
ちよこ

2014年から、副腎疲労やリーキーガット症候群(腸の炎症)などを疑い、カンジダ除菌に取り組んでいる三十路女のちよこと申します。

 

 

体調不良の原因・カンジダ菌とは?検査方法は?という記事で、カンジダというカビ菌がさまざまな病気の原因になっている、と書きました。

 

たとえば、私が悩んでいる倦怠感や不安感などを引き起こす低血糖症副腎疲労、リーキーガット(腸壁に穴が開く病気)などの胃腸障害も、カンジダが原因である可能性が高いです。

他にも、うつ病やアレルギーの背景にカンジダ菌の増殖が隠れている可能性も…。

 

この記事では、長年カンジダと戦っている体験から、カンジダの除菌方法をまとめています。

 

 

カンジダ対策一覧

私が行なったことのあるカンジダ除菌の方法は、以下の通りです。

 

  • ナイスタチン(内服薬)
  • 除菌ハーブ
  • カンジダの膜を破壊するもの(カンデックスやバイオフィルムディフェンス)
  • 乳酸菌
  • 食事療法

 

ナイスタチン

栄養療法などの自然療法・自由診療を行なっているクリニックなどで一般的に使われるのが、抗カビ剤。

代表的なものが【ナイスタチン】です。病院で処方してもらう内服薬です。

 

私は3か月、ナイスタチンを服用していました。

長期服用すると善玉菌を減らし、かえって腸内環境が悪化してしまうことがあるそうで、医師からは「3ヶ月以内の服用」を指示されました。

 

具体的な飲み方は、以下の通りです。

  • 最初の一週間:1日1錠
  • 次の一週間:1日2錠(1錠を朝・夕食後にそれぞれ摂る)
  • 以降は1日3錠(1錠を毎食後に摂る)

 

ただ、人によってはナイスタチンだけでは効果が薄い場合があるそうです。

その場合、除菌効果のあるハーブを併用するのが効果的だと医師に薦められました。

私もナイスタチンと、除菌ハーブを組み合わせて飲んでいました。

 

除菌ハーブ

カンジダに有効なハーブはいくつか種類がありますが、代表的なものが以下のハーブです。

  • ウワウルシ
  • ゴールデンシール
  • グレープフルーツシード
  • オリーブリーフ
  • パウダルコ
  • カプリル酸
  • オレガノオイル

 

これらはサプリメントで摂取するのが一般的ですが、ハーブティーやココナッツオイルの摂取も、日常生活に取り入れやすいのでオススメです。

 

オリーブリーフはハーブティーもありますし、カプリル酸はココナッツオイルに含まれています。

私も日ごろから意識して摂るように。

除菌ハーブを使う際の注意点もあります!

 

  • ローテーションで摂取する(カンジダの耐性がつくため)
  • カンデックスなどの消化酵素と乳酸菌とは、服用間隔を2時間以上は空ける
  • ナイスタチンと一緒に飲むのはOK
  • 体質によって合わないハーブがあるので、慎重に

 

カンジダは耐性ができるので、同じハーブは使い続けないほうがいいという意見もありました。

使い続ける期間は医師によって意見がバラバラですが、同じハーブを使い続けるのは一週間~ひと月が限度という話です。

 

また、後に記載するカンジダの膜を剥がすサプリや乳酸菌とは、摂取間隔を2時間空けたほうが良いとのこと(効果が薄くなるため)。

 

詳しくは、カンジダ除菌サプリまとめという記事で書いています。

 

カンジダを除菌しはじめると、カンジダが死滅する際に吐き出す毒素によって一時的に体調が悪化することがあります(=ダイオフ)。

 

好転反応とも言えるのですが、ダイオフ症状が辛くてカンジダ除菌ができない方もいらっしゃるようです。

ブログではカンジダのダイオフ対策の記事も書いているので、よろしければご覧ください(^^)

 

カンデックスなどの消化酵素

カンジダをはじめとする腸内細菌は、【バイオフィルム】という膜を張って自分を護っています

この膜を剥がしてくれるのが、セルロース、アミラーゼなどの消化酵素。

 

消化酵素のサプリを飲む際のポイントは、以下の通りです。

 

  • 食間に飲むこと
  • カンジダ除菌ハーブやナイスタチンとは服用間隔を2時間以上空けること
  • 乳酸菌とは一緒に飲んでもOK

 

特に、食間(空腹時)に飲むのが重要です。

食後に飲んでしまうと、消化酵素は消化に使われてしまいます。

 

また、前述の通り乳酸菌とは一緒に飲んでも良いのですが、カンジダ除菌ハーブやナイスタチンとは同時に摂取しないほうがいいそうです。

効果が薄まってしまうようですね。

 

消化酵素には上記のダイオフ(好転反応)や副作用がないという話も聞きますが、実際に使っている方の話では「体調が悪化した」ということもあるようです。

 

乳酸菌

カンジダ除菌するだけでなく、乳酸菌を摂ることで善玉菌を増やし、腸内環境の改善を行なうことが効果的です。

 

乳酸菌には相性があるので、一概にどれがいいということや、「高い乳酸菌がいい!」とは言えません。

 

乳酸菌は身体に合うものであれば安くても構いませんが、小麦、場合によっては乳製品など余分な成分が含まれていないものを選ぶことが重要かなと思います。

 

日本の市販の乳酸菌は、乳糖をはじめとした添加物が多いのであまりオススメできません…。

詳しくは乳酸菌サプリまとめでも記載しています。

 

カンジダ除菌のための食事療法

食事に気をつけるだけでカンジダによる体調不良が治った、という方もいらっしゃいました。

一方で、「薬やサプリを摂っていれば何を食べてもいい」という医師もいました。

 

最初にかかったクリニックでは、以下のものは体調を見ながら避けるように指示がありました。

 

カンジダ除菌をするために避けたほうが良い食べもの

  • 砂糖
  • 小麦
  • 乳製品
  • 合成甘味料(善玉菌を死滅させてしまうため)

 

砂糖や小麦はカンジダのエサになり、乳製品はカンジダ除菌を妨げるのだそうです。

「腸内環境には発酵食品やヨーグルトがいい!」と言われますが、一概には腸に良いとは言えないんですね。

特に、日本人は乳製品の消化がうまくいかない体質の人が多いそうですし。

 

また、厳密な意見では以下の食べものもカンジダ除菌中に避けたほうがいい、という意見もありました。

 

  • 糖質(炭水化物、果物、イモ類、ニンジンなど)
  • 酵母が含まれているもの
  • 発酵食品
  • 添加物の多いもの

 

とはいえ、あまり厳格な糖質制限(炭水化物を完全に抜くなど)をすると、エサがなくなったカンジダが腸の奥深くに潜り込んでいってしまうことがある…と医師に言われました。

腸奥深くに潜ったカンジダ菌は、腸壁を傷つけてしまうのだそう。

 

糖質制限をして効果が薄い場合や、余計に体調が悪化した場合は、緩めたほうがいいかもしれません。

糖質制限の程度は様子を見ながらはじめることをオススメします。

 

発酵食品や添加物、酵母なども、人によってはお腹がゴロゴロするなど体調が悪化してしまう可能性があります。

ご自分の体調を見ながら摂取したほうが良さそうですね。

 

私は一時期かなりストイックに食事制限をしていましたが、改善することはありませんでした。

その後は食事制限を緩め、あまり我慢をしていません。

ただ、パンや麺類など小麦製品のかたまりはなるべく避けるようにしています。

 

食事制限をしたほうがいい人、しなくてもいい人は、その方の体調や体質によると思うので一概にはどちらがいいとは言えません。

 

食事制限があまり負担になってはかえってストレスで滅入ってしまいますし、ご自分の体調や心と相談しながら行なうのが良いと思います。

 

まとめ

以上、カンジダの除菌方法をご紹介しました。

 

このうち、組み合わせて行なうのが効果的かと思います。

 

  • ナイスタチンだけで改善した
  • ハーブだけで改善した
  • ナイスタチン+ハーブの併用で改善した
  • カンデックスだけで改善した
  • すべて併用して改善した
  • 食事制限だけで治った

 

など、いろいろなケースでカンジダが改善した方がいらっしゃるようです。

いずれかの方法で効果が上がらない方は、いろいろ試すと良いのかもしれませんね。

 

ただ、ハーブも合う・合わないがあったり、同じハーブを使い続けていると効果が薄くなったりしてしまうそうなので、注意が必要です。

 

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