私は2014年から栄養療法でサプリメントによる治療や食事制限を行なっています。
クリニックでは、副腎疲労、低血糖症、カンジダ菌、重金属の蓄積、などと診断されました。
そこで、糖質制限、グルテンフリー食、カンジダ除菌、重金属のキレーション等々、栄養療法の一通りの治療を行なってきました。
カンジダや重金属にいたっては、4~5回行なっています。
しかし今ひとつ体調は改善せず、糖質制限に至ってはかえって体調をこじらせてしまった原因になっています。
また、【個人】を大切にせず、一般的なサプリメントの摂取やカンジダ除菌、キレーションを推し進めるような栄養療法のやり方には疑問を感じます。
検査には何万円とかかり、その説明は10分程度…。

今考えると治るのに必死でしたが、お金や時間だけがかかっていて、虚しいです…。
長年栄養療法を行なっていて感じるのは、栄養療法を行なうならたっぷり時間をかけてカウンセリングしてくれる場所でないと時間もお金もムダになる、ということです。
中にはそのストレスが原因で体調を崩してしまう方もいらっしゃるようです。
前置きが長くなってしまいましたが、栄養療法について思うこと、どの治療がベストか、今後どうしていきたいか、を記事でまとめています。
副腎疲労などを治すためには
長年治療を続けていて感じるポイントは、以下の2点です。
- 間違った栄養療法・食事療法を続けない
- 運動、整体など努力が必要
1. 栄養療法で治らない原因
副腎疲労や低血糖症、リーキーガット、などで栄養療法のクリニックに通われている方で、もちろん「良くなった!」という方もいらっしゃいます。
でも、私の周りには良くなった方よりも、「変わらない」「悪化した」という方のほうが多いような印象があります…。
というのも、冒頭に記載しましたが、
このような要因で治らない、クリニックに通えなくなってしまった、という方が多いように思います。私も同様です。
栄養療法を行なうのであれば、しっかりと診察やカウンセリングをしてくれる病院を探すべきです。
→参考)副腎疲労などの病院選び
特にだるさが酷い副腎疲労があるのに糖質制限を勧めてきたり、サプリメントを押し売りするようなクリニックは要注意です。
2. 治るためには努力が必要
2014年から治療を続けていて(ようやく)気づいたのが、治るためには自分の努力が必要、ということです。
これまで私はサプリメントによる治療を続けてきました。
でも、ラクなんです。
「飲むだけ」で良いのですから。
薬も同じです。
もちろん症状がひどいときは、サプリメントがだいぶ助けになってくれていました。
ただ、ある程度動けるようになってきたら、筋肉をつけたり、硬い身体を伸ばしたり、基礎代謝を上げたりするために、運動が必要だと感じています。
私も運動の大切さは以前から感じていたのですが、上記の本を読み運動が必要だと心から理解しました。
私は、以下のことから、血流が悪かったり、内臓が圧迫され動きが悪くなったり、呼吸が浅くなったりしているようです。
- 身体が歪みまくっている
- 筋肉がない(女性)
- 身体が硬い
血流が悪い、内臓の動きが悪い、呼吸が浅いと、酸素も栄養も身体に運ばれず、いくらサプリメントで補ったとしても限界があります。
筋肉をつけ身体が柔らかくなると、血流が良くなり、冷え、血糖値調整、自律神経、等々に良い影響が出てくるのだそう。
私の周りでも、「筋トレしたら身体が変わった=人生が変わった」という方がいます。
また、ヨガのインストラクターをしている知人は、「肩こり?風邪?何それ」と言っていました(^^;
治るまでの道筋
以上を踏まえて、私なりに治るための道筋を考えてみました。
自分の健康の段階を、疲弊期、回復期、維持期(健康状態)に分け、それぞれの対策方法を図にまとめています。
それぞれ階段状になっていますが、上がるだけでなく下がることもあるかと思います。
回復期に差し掛かったと思ったら、また疲弊期に逆戻り……など。
でも、その段階に応じた対処法でまたもとに戻れるはずなので、諦めずに治療を続けることが大事だと思っています。
疲弊期の場合
とにかく疲れている、何もやる気が起きない……という場合は、無理に運動したり焦って治そうとしたりせず、ゆっくり休むことが肝要です。
私の場合、疲弊期にはサプリメントが良い助けになってくれたような気がします。
また、ストレスが原因で病気になった方は、その原因を取り除くか自分のストレス耐性を上げるかしないと、なかなか改善しないかと思います。
瞑想・マインドフルネスは科学的にもストレス耐性を上げたりうつ病の改善に効果があったりするので、オススメです。
→参考)【2019年更新】マインドフルネス瞑想アプリおすすめ2選
回復期
少しずつ動く余裕が出てきたら、身体を動かすことをオススメします。
また、身体が歪んでいる方は整体や整骨院など歪みを整えてくれるところに通うのも良いです(私も通い始めました)。
サプリメントは気に入っているもの・効果があるものを継続する感じ。
運動について
運動は1日1分、スクワット1回からでもかまいません。
- 自力整体
- ストレッチ
- 散歩・ウォーキング
- ラジオ体操
- ヨガ
- ダンス
- ピラティス
- 筋トレ
このうち1つでも、複数組み合わせても、ご自分の好きなもの・やりやすいものを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
1日1回でも続けて、まずは習慣にしていければいつか実になります。
やらなければゼロ、です。
私はすごく後悔していて、2014年からヨガの1ポーズやスクワットでも続けていれば今頃元気になっていたかもな…なんて思います…。
動画で整体(書籍・DVD)
ひとりで運動は難しいという方は、DVD付きの本やYou Tubeなどの動画で一緒にレッスンできるものが◎です。
私が購入して良かったな~と思うのはコチラ。
ヨガの動きやストレッチを取り入れて、身体の歪みや悪いところを取っていこう、というものです。
簡単にできる動きばかりですし、やっていて気持ちが良いので続いています(^^)
自分が気になる部分(骨盤の歪みや生理痛、肩こりなど)ところだけ行なうのも良いかと思います。
YouTubeおすすめヨガ動画
「ヨガ 初心者」などで検索するとたくさん出てきますが、いくつか試してみて私が良かったな~と思うのはこちらの【KAORI YOGA】さんです。
ゆっくりと優しい喋り方で、ポーズの注意事項も詳しく解説してくださっています。
インストラクターの方の波長には相性があると思いますので、このあたりはお好みで…。
私はまずは1500円ちょっとのヨガマットを買ってみましたが、あるほうが身体が痛くないのでオススメです。
仕事・自己啓発
2016年から、私は在宅の仕事をはじめました。
それまでは在宅ワークというものを知らず、将来やお金に対して不安がありました。

「このまま治療が長引けば長引くほど、働けなくなるんじゃ…」
ですが、家でも働けるということを知り、現在はIT企業で人事・採用・事務の仕事を複業しています。
将来やお金への不安がなくなりましたし、生活的にも仕事が適度なストレスを与えてくれていて、とても良いです。
私が回復してきたのは仕事を始めたからというのもあるかもしれません。
疲弊期にはゆっくり休んだほうが良いかと思いますが、ある程度動けるようになってきたら、簡単な仕事から始めてみるのもオススメです。
在宅ワークについては、探し方、どんな仕事があるのか、準備するものは…など別のブログを立ち上げています。

仕事が難しい場合は、動画や本、通信講座、スクールに通う…などで資格取得や勉強を始めるのも良いと思います。
私が昔うつ病を患ったとき、回復してきた際にカウンセリングのスクールに通いはじめました。
ほどよいリハビリのような感じで、そのあとアルバイト→契約社員・フルタイムの仕事、に就くことができました。
維持期
回復期を過ぎ、体調が整ってきても、運動や最低限のサプリメントは続けて身体のコンディションを維持することで、再発が防げると思います。
1年後には私も維持期にいられるようがんばりたいと思います(^^)
まとめ
以上、長年治療を続けてきた経験から治るまでの道筋を描いてみました。
私は当面、
- 最低限のサプリメント
- 整体
- 運動(ヨガ、ストレッチ、筋トレ、ウォーキングetc)
- 瞑想
で体調を整えていこうと思います。
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