唾液コルチゾール検査

副腎疲労
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今後の治療のこと(2017年8月~)という前々回の記事で書いた通り、唾液コルチゾール検査を受けました。2年以上闘病していて、実はコルチゾール検査、はじめてです。今までは問診で済ませてしまっていたのですが、新しい病院で話を聞いてみて、一度受けておいたほうがいいということで受けてみましたが……。

結果、受けて大正解でした!

まず結果から。

 

唾液コルチゾールの検査結果

結果の右に手書きで基準値を書きました。

  • 朝(8時)のコルチゾール……副腎の最大機能をあらわす。一番重要な数値。私は5.79と、基準値(12~20)より大きく下回っています。
  • 昼(12時)のコルチゾール……副腎疲労の反応性を示す。私はこれ以降の数値は1.65なのですが、この数値以下の値というのは測れないそうです。最低レベルということですね…。
  • おやつタイム(16時)のコルチゾール……副腎の血糖コントロール能力
  • 夜(24時)のコルチゾール……副腎の基礎分泌能力

医師いわく、「重度の副腎疲労」に認定されました\(^o^)/ (生理1日目にやったのが悪かったのかも…?)

私は普通に日常生活はこなせていました。洗濯、料理などの家事(好きじゃないけど)、スーパーへの買い出し、たまの通院などの遠出、在宅での仕事、ゲームなどの趣味などなど……。

副腎疲労の方で、夜寝られないとか、朝起きられないとか、夕方寝込んでしまうとか……そういう方もいらっしゃるようなので、私の副腎疲労はそんなに重くないのかな?と思っていました。なので検査もやらなかったんです。

でも今回、検査してみて自分の重症度合いがわかりました…。

私の症状は、

  • だるさや身体、頭の重さ(とはいえ動き回ることはできる)
  • 不安感
  • 吐き気
  • ほてり
  • 肩・背中・首の凝り

などです。うまく言葉にできないんですが、身体が常にだる重、不安感がうっすらとあり、吐き気もなんとなく常にある感じ。あと、首から上がほてります。基礎体温が常に高い(36.6度以上)。肩こりの類は前からあったのでなんとも言えませんが…。

ほてりとか基礎体温が高いというのは、副腎疲労からの女性ホルモンの乱れなんだろうな~と思いました。これだけ副腎が弱っていたら、それは他のホルモンに回せないよなあ。甲状腺の機能も低下していると指摘されたことがあります。

 

副腎疲労の原因

副腎疲労の最大の原因はストレス。精神的なものだけでなく、肉体的なものもかかわるそうです。私は精神的なストレスには思い当たるものがなかったので、なぜここまで病気が重くなったのかわかりませんでした。

医師いわく、水銀が原因ではないかとのこと。唾液コルチゾールと一緒に、尿中メタル検査で重金属も測ったのですが、3回キレーションしたのに水銀は依然として多いままでした。

なので、カンジダ除菌を同じく3回おこなっても、何度も再発してしまったのだと。

水銀→カンジダ→腸の炎症→副腎疲労→低血糖症、という流れなのかな。

体調不良の原因については、体調不良の原因を考えるという記事でも書いていますが、私は2年くらい?パリエットなどの胃酸を抑える薬とピルを服用していました。胃酸を抑えることとピルはカンジダが増える原因になるので、これらの薬の服用でカンジダが増える→腸に炎症(リーキーガット)→水銀が溜まる→カンジダ……という悪循環に陥っていた気がします。これが原因なら納得です。。

逆流性食道炎子宮内膜症も、漢方とかサプリで治していれば良かった……!でも当時は病院と薬しか選択肢はないのだと思っていました(>_<)

今後は、副腎疲労はサプリでテコ入れしつつ、原因となっているカンジダと水銀を除去しようということになりました。

もしかして、飲んでたサプリのおかげで症状自体はそこまでひどくなかったのかな…?サプリは、副腎疲労向けのものと、ビタミンCを摂っていました。

同時に受けた尿中メタル検査の結果は、尿中メタルの検査結果(2017年8月)という記事で書いています。

追記(2017年9月4日):副腎疲労の度合いが重い方は、「コートリル」という内服薬を処方してくれる医師もいるそうです。ネットで検索した限り、かなり強力な?ホルモン補充剤とのことなので、私の周りでも効果があった!という方が何人かいらっしゃいました。私も症状が重くなったら、医師に聞いてみようかと思います(^^)

 

唾液検査の方法

8時、12時、16時、24時に指定の量の唾液を試験官に入れるだけの検査です。

血液検査でもコルチゾールが測れるそうですが、針をチクっと刺すのはストレスになるので、唾液のほうが手軽で精度が高いと聞きました。

とはいえ、結構な量の唾液を採取することになりちょっぴり大変です^^; 自分のものとはいえ唾液だもんな~……。

費用は2万円前後。病院によっては、検査結果の説明代などもっとかかるところもあるようです。

毎度のことながら出費がイタイ……。

でも、はっきりと自分は副腎疲労が重いということがわかり、無理しないようにしよう、とあらためて思うことができました。やって良かったです。出費はイタイけど…。

 

余談:この唾液検査をヤマトのクール便で病院に送ろうとしましたが、ヤマトでは唾液や尿など、身体のものから出たものは送れないそうです。知らなかった……。

 

血液検査と唾液検査

追記記事

2017年9月4日
2018年11月16日

副腎の検査では血液検査もあるようですが、血液検査は「来院しなくてはならない」ということと、「針を刺す」というストレスが身体にかかるため、唾液検査よりも精度が落ちるそうです。

あとは、血液にはコルチゾール以外の成分があるから……というお話もありました。

唾液検査は、自宅で唾液を採るだけで良いので、血液検査よりも身体の負担はかからないとか。

ただ、このあたりは医師の見解によっても違いが大いにありそうです。

内分泌科の医師は、「唾液なんぞでコルチゾールがわかるか」という話もありましたし、そもそも副腎疲労なんて病気はない、という意見も。

 

ちなみに私は血液検査もしてもらいましたが、コルチゾールは異常なし、でした。

ただ、反対に血液検査をきちんとしてもらったら、副腎疲労ではなく副腎不全だった、という方もいらっしゃるようです。

なので、最初は内分泌科できちんと検査してもらったほうがいいのかと思います。

 

あとは……このブログで何度も記載していますが、「せいぜい後悔しないように何を信じるかは自分で選べ」ってことでしょうね(笑)

 

コメント

  1. みく より:

    こんにちは(^^)みくです。
    唾液コルチゾール検査、私も勧められたけどやらずに終わったんですよね..料金高過ぎて(T_T)2万前後ならだいぶ優しい気がします。
    検査やらなかったので医師の見立てだけで副腎疲労の治療をしていました。対症療法としてコートリル錠(ステロイド内服剤)の服用、ナイアシン、自家製ミネラルウォーターの摂取などなど。生活習慣としては、朝は遅めの起床、砂糖を控える、ウォーキングなんかを指導されてました。
    私も朝起きるのが辛いこともないし、夜寝れないこともなかったので重度の副腎疲労ではないと思ってましたけど、言われたことを意識した生活をしてた時は日中の体が楽だった気がします。
    ちよこさんのブログ読んだら、今更ながら唾液検査してみたくなってきました…(笑)
    なんだか急に寒くなったりする今日この頃、無理なく過ごしてくださいね( ˇωˇ )

    • ちよこ より:

      みくさん、こんにちは!
      検査、全体的に料金高すぎですよね…。そんな中でも唾液コルチゾールは18000円だったので「安い」と思ってしまいました。感覚がマヒしていますが、冷静になると高すぎです(>_<) でも、検査のおかげで数値でハッキリ副腎疲労の重さがわかり、自分にとっても良かったですし、自分以外の人に見て理解してもらうのも良かったですよ~。 「これが基準値で、私の場合はすごく低い。どうだ!」→「そっかー、これはひどいね…」とわかってくれました(笑)もっと価格が安ければオススメできるのですが(T_T) コートリル、医師は内服薬なので極力使用したくないようでした。SNSの闘病仲間さんもコートリルは服用されていて、とても良さそうなので私も気になってます!もっとしんどくなったら聞いてみようかなあ。 私も生活習慣あらためてみようと思います…! 本当に涼しくなったり暑くなったりの繰り返しなので、みくさんもご自愛くださいね。コメントありがとうございますー!

  2. SS より:

    はじめまして。検査についてお聞きしたいのですが、保健の効く血液検査ではなく唾液検査にしたのは検査時のストレス防止のためでしょうか?
    先生によって考え方も違うのかもしれませんが、検査代は大きな負担ですよね…。私は血液検査の後、コートリルを処方してもらって楽になりましたよ。
    ステロイド治療というと良くないイメージを持つ方もいるようですが、炎症等を抑えるステロイド治療と、ホルモンが出ていない人へのステロイド補充の治療では意味合いが全く違うからと言われて納得しました。
    ちよこさんの生活も少しでも楽になればと思いコメントさせていただきました。

    • ちよこ より:

      SSさん
      はじめまして、コメントありがとうございます。
      検査についてですが、仰る通りストレス防止のためのようです。
      医師いわく、血液検査は「来院し、血液を採取する」というストレスがかかるため、「自宅で唾液を摂取するだけで良い」唾液検査よりも精度が落ちるとのことでした。
      なので、私が通っていた病院には唾液検査しかありませんでした。

      コートリルについてもコメントありがとうございます!
      医師が私にコートリルを処方しなかったのは、私の症状自体があまり辛そうではなかったことと、まずは薬ではなくサプリで治療を試みよう、という考えがあったのだと思います。ステロイドに限らず、薬ではなくなるべくサプリで治せたら、ということのようでした。私が前に通っていた病院もそういう考えの医師で…。
      ただ、私の症状がもっと辛いようだったら、きっとコートリルを処方してくれたのだと思います(^^)無理せずに薬に頼ることも大事ですよね。
      今回のサプリが効かなかったら、辛いともっと大げさに訴えてみようと思います(笑)

      参考になるご意見とご質問ありがとうございました!本文には記載が漏れていたことでしたので、追記しようかと思います(^^)

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