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運命の日~初めてパニック発作・低血糖症状が起こった時のこと

低血糖症
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2014年1月、私は突然体調を崩しました。

なんとなくだるかったとか、お腹の調子が悪かったとか、そうした前触れは何もなかったです。

唐突にパニック障害のような、貧血のような、「これはヤバイ」という発作のようなものが起こりました。

その日以来、健康な私は帰ってきていません…。

 

「突然具合が悪くなった」ということを以前ブログで書いたところ、「私もそうです」というお話をいただいたことがありました。

この記事では、突然体調を崩した状況の詳細や、それ以降の成り行きを書いています。

 

 

突然の発作…パニック?

それが起こったのは、あまりにも唐突でした。

忘れもしない2014年1月。仕事始めの日でした。

 

帰宅の際、パートナーと駅ビルで夕食を食べようとお店に入ったところ……。

突然、貧血のようにサーっと血の気が引いていって。

とにかくだるい。気持ち悪い。力が入らない。

背筋はゾンゾンするような、寒気のような、嫌な感覚でした。

 

ちよこ
ちよこ

「やばいな、これ」

 

本能的にそう感じました。

パニック発作のように「息ができない」「動機がひどい」ということはなかったのですが、とにかく具合が悪い

家に帰れるかな?

駅の医務室に行ったほうがいいか?

救急車は?いや、そんな大ごとにしたくない…。

そんなことを、朦朧とする意識の中で考えていました。

 

身体中がざわざわして変な感じ。

吐きそうで、お腹がゴロゴロして、身体の力が抜けてゆく……。

 

パートナーは心配そうに「大丈夫?」と声をかけてくれますが、それに応える余裕はなく。

休んでいれば少しは良くなるかも…と、とりあえず出されたオレンジジュースを飲みました。

それで少し体調が改善したように思います。

 

それからはパートナーに手を貸してもらい、なんとか帰宅しました。

フラフラの足取りで、一駅一駅が長く、「とにかくしんどかった」としか覚えていません。

 

仕事始めで疲れてるのかな。寝れば治るだろう。

 

……そう思っていた、んですが、翌日になっても体調は回復しませんでした。

 

初めての謎の発作。翌日以降は…

突然の発作が起こった次の日、会社を休みました。

けれど、家でゆっくりしても改善することはなく、さらに翌日も同じようにしんどい状態。

 

辛かったのは、こんな症状です。

  • 吐き気・食欲不振
  • だるい(身体に力が入らない)
  • ソワソワする・ザワザワする(不安感)

 

なんとか会社には行ったのですが、だるいし、ゾワゾワするし、嫌な感じを抱えながら仕事をしていました。

幸い外回りの仕事だったので、お客さん先を適当に回って早めに帰宅することに。

 

「この辛い症状、なんだろう?」

とにかく原因を知りたく病院に行こうと思ったのですが、「行くなら何科か?」ということがわからずネットで調べていたところ…。

心療内科に行く前に食事を変えなさいという本に出会いました。

テレビにも出演されている、姫野友美先生の本です。

 

この本の内容をざっくり説明すると、以下のようなこと。

  • うつ病、パニック障害、不眠、めまい、倦怠感、不安感、などの病気・症状がある人の背景には、じつは栄養不足が隠されている
  • 血糖値の上がり下がりによって、上記のような体調不良が起こりやすくなる
  • サプリメントの摂取や食事療法(糖質制限)で改善することがある

 

この本を読んだ当初は目から鱗がたくさん落ちました。

そして【低血糖症】という病気のことも知りました。

 

発作の原因は低血糖症状だった!?

低血糖症というのは糖尿病のインスリンの投与で起こるものとは異なり、血糖値の調整がうまくいかなくなることです。

血糖値が上下する際に分泌されるホルモンによって、食後の眠気やだるさ、不安感などが起こる病気です。

→詳細)低血糖症とは?症状や原因、改善方法は?

 

私の体調不良は「これだ!」と思いました。

 

駅ビルで初めて発作が起こった際、私はオレンジジュースを飲みました。

この行為はとりあえずの対処法としては良かったのかなと思います。

 

血糖値が下がりまくって体調が悪化していただろう私は、ひとまずオレンジジュースで血糖値を上げ、なんとか回復したのかな…と。

 

また、思い当たることがあります。

  • 体調が崩した数時間前にミルクティー(カフェイン+砂糖)を何杯か飲んだこと
  • 同日に同僚が救急車で運ばれ、心配でストレスがかかったこと
  • お正月でお餅(炭水化物)をたくさん食べていたこと

 

このように、糖質を多めに摂っていたり、ストレスがかかっていたことも引き金になっていたのかなと…。

もっとも、私の場合は胃酸を抑える薬の長期服用によるカンジダ菌の増殖や、遺伝子的な要因(メチレーション)なども複雑に絡み合っていたのだろうと思いますが…。

 

低血糖症状とわかって以降

私にとって、低血糖症状の発作が起こったあの日を境に人生が変わったような思いです。

仕事はそれなりに不満もあったけれど、好きで、楽しくやれていた。だからストレスはなかったはずでした。

それなのにいきなり体調を崩してしまって、目の前が真っ暗になりました。

 

体調は結局イマイチの日々が続き……。

先ほど紹介した本の著書、姫野先生のクリニックに通うも改善せず、退職を決断しました。

 

そこから別のクリニックに通い、分子整合栄養学(栄養療法)を治療に取り入れ、糖質制限やサプリメントの摂取をするもなかなか改善せず。

一時期はガクッと体調を崩しましたが、在宅ワークに出会え、今は家で仕事をし収入を得るまでになりました(^^)

 

まとめ

このブログでは、低血糖症を改善するための食事療法、サプリメント、などご紹介していますが、いずれも実体験からの切り口で書いています。

なかなか低血糖症が改善しない方、これから低血糖症を疑って治療に当たる方、の参考になれば幸いです。

 

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