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現代の女性の多くがエストロゲン優勢?

婦人科系疾患
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女性ホルモンは大きく分けてエストロゲンプロゲステロンの2種類があります。

現代の女性の多くは、そのバランスが崩れて、色々な不調を起こしているのだとか。

 

 

エストロゲン優勢とは

エストロゲンとプロゲステロン、双方の分泌量がバランスを保っていれば問題がないのですが、どちらかが減少しすぎたり多すぎたりすると身体に異変がおこるそうです。

 

私は、子宮内膜症という病気があり、その治療法を探る中で、ジョン・R・リー博士の著書をいくつか読みました。

代表的なものが、「医者も知らないホルモン・バランス」です。

 

リー博士は、ホルモン療法の先駆者。

リー博士によると、現代の女性の多くがエストロゲン優勢(=プロゲステロン不足)の状態にあるそうなんです。

 

エストロゲン優勢が引き起こす(もしくは悪化させる)主な症状としては、以下のものが挙げられます。

  • PMS
  • 子宮内膜症
  • 子宮筋腫
  • 子宮がん
  • 乳がん
  • 不眠症
  • 低血糖症
  • 副腎疲労
  • うつ
  • 片頭痛
  • イライラ
  • 不安感
  • 疲労
  • 甲状腺機能障害
  • 原因不明の体重増加
  • 気分のむら
  • 生理時の出血過多
  • 性欲減退
  • 乳房の過敏や痛み
  • 抜け毛

…など。実に多岐に渡りますね…。

 

なぜエストロゲン優勢になってしまうのか?

では、なぜエストロゲン優勢(プロゲステロン不足)の状態になってしまうのか、というと…

 

  • 環境ホルモン
  • ピル(ピルのその他のリスクについてはこちらの記事
  • 無排卵(排卵がないとプロゲステロンを生成できない)
  • 副腎疲労(副腎でもプロゲステロンが作られるため、副腎が疲労しているとプロゲステロンが生成されない)

 

などが原因になっている、とリー博士は指摘しています。

 

ピルや無排卵が原因ということはなんとなく理解できますが、環境ホルモンってなんだろう?

 

リー博士によると、環境ホルモンとは、ホルモンに作用するもの、としています。

以下のものは、ホルモンに影響を与え、エストロゲン優勢の状態を作り出す作用があるそうです。

 

  • 石油化学製品(熱を加えるとエストロゲンを発散するものがある)
  • ホルモン剤や飼料を投与された肉・乳製品
  • 農薬
  • 合成洗剤
  • 化粧品
  • 殺虫剤
  • 虫除けスプレー
  • 排気ガス
  • 大気汚染
  • 糖質やスナック菓子、ジャンクフードの摂りすぎ

 

うわあ、これって、現代社会に溢れかえっているものばかりですよね。

 

リー博士が言うには、更年期障害や子宮内膜症、子宮がんや乳がんなどは、先進国にある病気らしいんです。

便利になった反面、身体によくないものがたくさん入るようになった先進国ならではの病気、ということですね…。

 

エストロゲン優勢を予防するには

エストロゲン優勢を予防するにはどうすればいいか。

エストロゲン優勢になる原因から考えました。

 

  • 石油化学製品(プラスチック製品)に熱を加えない
  • 安全な肉・乳製品を摂取する
  • 無農薬野菜を摂る
  • 安全な成分の洗剤や化粧品、日用品を使う
  • 殺虫剤、虫除けスプレーは使わない
  • 空気のきれいな環境に住む
  • 糖質を摂りすぎない
  • 甘いもの、スナック菓子、ジャンクフードは摂りすぎない

 

なかなか難しい生活ですよね…。

私は、なるべく身体に優しい食品・日用品を利用するようにしています。

 

もともと糖質は控えめに、小麦粉は摂らない生活をしているのですが、そのおかげか生理痛やPMSが楽になってきた気がします。

 

また、エストロゲン優勢になった状態を改善するには、「プロゲステロンクリーム」という天然の成分でできたクリームで、プロゲステロンを補ってあげると改善することが多いそうです。

 

私も子宮内膜症や低血糖症、副腎疲労の改善を期待してプロゲステロンクリームを使用していました。

 

エストロゲン優勢が、低血糖症の原因になる?

最後に、エストロゲン優勢と低血糖症の関係を考えてみました。

エストロゲンの効果として、

  • 血糖値のコントロールを弱める
  • 亜鉛を消耗させる(亜鉛は血糖値調整に必要な栄養素)

 

プロゲステロンの効果として

  • 血糖値を正常にするのを助ける
  • 亜鉛のレベルを正常にする

 

ということが挙げられるそうです。

なので、血糖値の調整がうまくいかなくなる低血糖症の原因が、エストロゲン優勢と関係があるというのも頷けます。

 

女性で、低血糖症がなかなか治らないという方は、エストロゲン優勢の状態を疑ってみるのもいいかもしれません。

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