藤川理論と鉄分~鉄は危険じゃない!もっと摂るべし!?

病気のこと
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前回、藤川理論とは?体調不良に効くのか!?という記事を書いたところ、闘病仲間さんから「私も藤川理論実践中なんです!」というお声を何件かいただきました。

そんな旬(?)な藤川理論、前回はプロテイン摂取について記事をまとめましたが、今回は鉄についてまとめます。

完全に備忘録を兼ねています。

 

 

日本人の女性は鉄不足!

藤川先生いわく、日本人女性のほとんどは鉄不足、なのだそうです。

血液検査でフェチリン、という値を測った方は多いかと思います。

 

このフェチリンが体内の鉄量を示していて、

フェチリンが50以下だと鉄不足(男性の場合は100以下。欧米の場合も100以下で鉄不足とされる)

だと言われます。

 

とはいえ、通常は「5」以下の場合しか異常とされないので、フェチリンに問題があると気づく人は少ないはず。

5と50じゃものすごい差ですよね……。

 

私は、体調不良になって最初に実施した血液検査では、フェチリン値19.9でした。

そのあと数年後最高79.6まで上がりましたが、鉄サプリは摂っていたことがありません。

おそらく高タンパクの食事をしていて、肉を多めに食べていたので上がったのかな、と思います。

 

鉄不足の症状

では、鉄分が不足しているとどのような問題があるのでしょうか。

以下のような症状が出やすいようです。

 

  • うつ傾向
  • 神経過敏
  • 集中力低下
  • 立ちくらみ・めまい
  • 偏頭痛
  • 関節痛
  • 耳鳴り
  • 冷え性
  • 疲れ
  • アザが治りにくい
  • 肌荒れ
  • ムズムズ脚症候群

 

鉄は危険、はほんと!?

鉄不足の問題点はありますが、かといって鉄投与も危険とする話もよく耳にします。

 

たとえば、こんなこと……。

「鉄過剰は危険。がんの原因になる」

「鉄剤は胃腸を荒らす。カンジダ菌のエサになる」

などなど。

 

ですが、藤川先生はこのように述べています。

  • 鉄分を経口投与するなら問題ない。たんぱく質と結合して吸収され、不要な分は便として排出される。
  • ただし、鉄剤注射は危険。たんぱく質と結合されず、そのまま血中に流れ、過剰となり害となる可能性がある。
  • ヘム鉄よりキレート鉄を飲むべし。ヘム鉄は効果が薄い

 

これまで鉄不足・たんぱく質不足だった方は、鉄剤を飲むと胃腸の調子が悪くなったりするそうですが、プロテインをしっかり摂ることで飲めるようになる、とのことでした。

 

鉄分を摂取する際のポイント

鉄を摂取するときのポイントをまとめました。

  • 目標はフェチリン値100
  • キレート鉄フェロケルを飲む(効果が高い)
  • 必要量は100mg
  • ビタミンCと一緒に飲むと効果が高まる
  • ビタミンEと飲むと効果が下がる。ビタミンEを飲む場合は8時間空ける
  • コーヒーやお茶と飲むと効果が下がる
  • ビタミンE400~800IUと飲むことで、月経過多や月経痛を和らげることができる(プロゲステロンとエストロゲンのバランスを整えられる)

 

藤川先生オススメの鉄サプリ

藤川先生はNOW社の鉄サプリをオススメしていました。

Now Foods 鉄 36mg

これだと1日2~3錠必要になるとのこと。私は恐る恐る1錠しか飲んでおりません…。

容量を満たしていて、変な添加物などがなければ何でも大丈夫なのだと思います。

先生いわく、ヘム鉄は効果が下がるからやめといたほうがいいとのこと。

 

また、一緒に飲むと良いというので私はビタミンEも一緒に購入してみました。

Sundown Naturals ビタミンE 400 IU

お値段がお手頃で助かります。飲み忘れが多くなかなか減りません(苦笑)

 

まとめ

と、ここまでこのように記載しておいて、私はおそるおそる、少しずつしか試していません。

というのも、正直なところメガビタミン系の治療って抵抗があるためです。

どちらかというと、「バランスよく栄養を摂る」という方法のほうがしっくりくるというか。

 

決して丈夫ではない身体に、無理くり栄養を詰め込む、というのがイマイチ納得ができない部分があります。

 

メガビタミンを推奨する先生からすると、「つべこべ言わず摂取しろ!治るから!」ということかもしれませんけれども。

 

ちなみに、最初はフェチリン値19.6で、高タンパクの食事で79まで回復した、と上述しましたが、体調が良くなったという変化はありませんでした(^^;

鉄サプリは飲んだり飲んでいなかったりですが、もし効果が出たら追記したいと思います。

 

以上、藤川理論の鉄分摂取についてメモのためにブログに起こしました。

ブログはあとで見返すとけっこう良い備忘録になるため、ほぼ自分のために書いておりますが、どなたかの参考になれば嬉しいです。

コメント

  1. 岡田 より:

    ちよこさんへ

    こんにちは!m(__)m
    いつも為になる話をありがとうございます。
    鉄分について少しお伺いさしても良いでしょうか?

    実は、天然のミネラルの宝庫のサンゴ草を取っていますがカンジダ症があるあります。(膣カンジダ・腸内)
    他の方の記事を拝見したら鉄分はカンジダ菌を増やす!(腸内細菌の悪玉菌も活性化し爆発的に増える!)とありました。
    如何でしょうか?
    お手数ですが教えて頂ければ幸いです・・・。

    サンゴ草→二杯/鉄分が4.4gです!

    宿便取り・唹血とりの効果が一番あるそうです。
    m(__)m

    • ちよこ より:

      岡田さん

      いつも読んでくださっているとのこと、ありがとうございます(^^)
      サンゴ草というのは初めて知りました!
      (鉄分の含有量4.4グラムというのは、ミリグラムの間違いかなぁと思います)

      藤川先生の理論ですと、カンジダの原因もたんぱく質不足、なのだそうです。
      だからプロテインをきちんと摂取していれば、カンジダも改善するとのこと…なので鉄分を摂っても問題ないという判断だそうです。
      あくまで藤川先生の理論上は、ですので、他の医師の意見はまた異なるかと思います…。
      栄養療法の医師は、おっしゃるように鉄分はカンジダを増やす、と言っていました。
      結局のところ、自分が何の理論を信じるか、ではないでしょうか。
      それで自分の身体で実験して、自分に合うかどうか試すしか方法がないかなぁ…と思います。
      歯がゆいですよね…。

      そのようなことしか申し上げられず恐縮ですが、少しでも参考になれば幸いです。

  2. ケン より:

    こんにちは。
    私も逆流性食道炎には随分悩まされていました。
    鉄や亜鉛などサプリも試しまたがNO!でした。
    糖質制限によるケトン代謝は結構効果はありましたが、、、
    酵素サプリや、ペプシンは一時的な手助けになる程度で、根本的な治療とはなりません。
    私的に効果があったのは海塩です。
    胃酸、胃液の材料は塩ですからね。
    毎日水に溶かして飲んでいますが、今のところ好調です。

    • ちよこ より:

      はじめまして。
      コメントいただきありがとうございます。
      ミネラルやビタミン系のサプリメントは逆流性食道炎と相性が悪い方もいらっしゃるようですね…。
      また、ケンさんに効果があったという糖質制限も、体質(特に痩せ型)の方とは相性が悪いことも多いような印象があります。
      塩についても、合わない方もいらっしゃると思いますが、手軽で良いですよね。
      私も、別の記事(副腎疲労)で塩について書いているのですが、ミネラル不足も補えて、何より続けるのにやすいですし良い感じです。
      好調とのことで、何よりです。今後も好調が続きますよう、心よりお祈り申し上げます。

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