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DMSAでキレーション治療したときの体験談

重金属
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前回、今後の治療方針として、重金属のキレーション(デトックス)治療+カンジダ除菌をおこなう、と書きました。

今回は、過去DMSAでキレーションをおこなったときの体験談をまとめようと思います。

 

2019/03/16追記:キレーションがうまくいかない…という方は、メチレーションの記事も参考にしていただければと思います。

 

 

 

キレーション治療の代表DMSA

キレーションというのは、身体の中に溜まった重金属(水銀や鉛など、有害なミネラル)を輩出させる治療方法のことです。

 

そのキレーションの代表的な方法のひとつが、DMSAという薬剤。

私は過去、二度DMSAを服用したキレーション治療をしています。

 

  • 2013年9~12月 重金属のキレーション(1回目)…別の病院にて
  • 2014年9~12月 重金属のキレーション(2回目)…現在の病院にて

 

身体の中の重金属はかなり悪さをするらしく、重金属が抜ければ体調は劇的に改善する!…と医師に言われて期待していたのですが…。

いまひとつ、効果がありませんでした。

 

DMSAの体験談~飲み方や期間や副作用

私は、DMSAを3日間飲んで11日休む、という14日間をひとつのクールとした治療をおこなっていました。

飲む量は体重によって異なった記憶があります。合計で6クール(3カ月)おこないました。

 

一度目のキレーション

一度目のキレーション時は、

  • DMSA
  • プロマック(亜鉛)

 

のふたつを服用しました。

DMSAを飲むと、有害なミネラルだけでなく、マグネシウムや亜鉛など有益なミネラルまで輩出されてしまうそうです。

なので、亜鉛を補っていました。

 

血糖値調整やホルモンバランスを整えるにも亜鉛が重要とのことで飲んでいたんですが、そういえばなぜマグネシウムの補充はしなかったんだろう…。

 

このときは、何も変化がありませんでした。

良くも悪くもなく。

でも、なんとなく体調は下降していったような気がします。

だるさが増したり、億劫感が増えたり。

 

それと、好転反応があると医師に言われていたのですが、私もありました。

だるくなったり、肌が荒れたり、低血糖を起こしたり。

身体の中の重金属が抜けていく際に、それらが暴れて、一時的に体調が悪くなる…と説明されました。

あとは、上記の通り有益なミネラルまで外に出てしまうことにより、体調が悪くなることもあるのだそう。

 

私は、生理前に一度夜中に低血糖を起こしてしんどい思いをしました。

本当は、風邪や生理の最中など体調が悪いときにDMSAを飲むことは、避けたほうが良いようです。

それ以外は、さほど体調は崩さなかったように思います。

 

二度目のキレーション

二度目のキレーション時には、まず準備期間を設けました。

ひと月間、キレーション効果を上げるために肝臓のケアをしっかりして、キレーションに備えます。

肝臓ケアサプリは以下のもの(写真のもの)を摂取。

  • 肝臓ケアサプリ(1日2回)
  • グルタチオン(1日1回、空腹時に)

その後は一度目と同じく3カ月間(6クール)、DMSAを服用しました。

ただし、今回は以下の3つの薬とサプリメントを服用しました。

  • DMSA
  • ウラリット
  • グルタチオン

 

ウラリットというのは、尿を酸性からアルカリ性に変え、重金属を排泄しやすくする薬だそうです。

通常、痛風に用いられる薬で、尿酸結石を予防する効果があるのだそう。

 

グルタチオンは、デトックスの効果を高めてくれるサプリメントです。

私は液体タイプのものを服用しました。

グルタチオンは強力な抗酸化作用があり、いろいろな健康効果が取りざたされていますが、硫黄不耐症(硫黄アレルギー)の方は要注意(詳細は下記)だそうです。

 

このときはグルタチオンも併用していたのでかなり期待していたのですが、5クール目くらいで腸の調子が悪くなり、6クール終えるのがやっとでした。

 

医師が言うには、キレーションをおこなってから体調が改善してくるのに半年くらい見ておいたほうがいい、とのこと。

体内のミネラルバランスが整うのにそれくらいかかるのだそうです。でも私は、半年経っても体調は良くなりませんでした。

 

硫黄不耐症とキレーション

硫黄不耐症とは、文字通り硫黄が身体に合わないことです。

玉ねぎやにんにく、ニラ、ブロッコリー、など、硫黄化合物が含まれた食品を摂ると、だるくなるな、ガスが溜まるな、という体調変化のある方は、硫黄不耐症の可能性があるかもしれません。

 

グルタチオンも硫黄を含んでいるので、硫黄不耐症の方が服用すると、体調を崩してしまうことがあるのだそう。

 

DMSAも硫黄が含まれていますし(実際に硫黄くさい)、デトックスには硫黄が欠かせないようです。

 

ただ、医師曰く硫黄不耐症でもできるキレーション治療がある、と言っていました。

詳細は聞いていないのですが、

  • ビタミンC
  • ミネラル

 

などのサプリメントや点滴で、重金属(有害ミネラル)を押し出す方法もあるようです。

 

あとは、パクチーがとても優秀なデトックス食材で、毎日たくさん食べていればデトックスになるとか、エプソムソルト入浴とか、いくつかゆるやかに身体に負担をかけない方法もあるようですね。

 

DMSAを服用する際のポイント

  • 便秘にならないように気をつける
    (重金属は、便が7割、尿が2割、汗などから1割排泄される)
  • 水を多く飲む
    (代謝を良くするため。尿から排泄させるため)
  • 乳酸菌を多めに飲む
    (DMSAは腸内環境を荒らすことがあるらしい)
  • DMSA服用時には、ミネラル系サプリは飲まないようにする
    (こっちのミネラルを排泄してしまうらしい)

 

重金属が出ていくのが便なので、腸が整っていることがDMSAをおこなう上での大前提なのだそう。

便秘体質の人は、キレーション前に腸内環境を整えたほうが良いようです。

きちんと腸内環境を整えてからでないと、かえって体調を崩してしまうことも多いのだと医師が言っていました。

 

DMSAの効果

私にとっては、劇的に体調が良くなった、というところまで効果がありませんでした。

でも、とても良くなった、人生晴れやかになった!という人もいるのだそうです。医師が言っていました(そう言われたら期待しちゃうじゃないか)。

 

DMSAは効果が強いので、比較的身体が丈夫な人がおこなうもの、とも医師が言っていました。

腸内環境も完璧とは言えず、あらゆる臓器の機能が低下していそうな私には、効果が薄かったのかも。

キレーションについては、今後違う方法も試していく予定です。

 

栄養療法が効かない…ということでお悩みだったら、一度重金属のキレーションを検討されてみても良いかもしれません。

検査費が高額なことと、キレーションには賛否両論や方法の違いが激しいので、気軽におすすめはできないのですが…。(検査についてはこちらの記事)。

2019/03/16追記:キレーションがうまくいかない…という方は、メチレーションの記事も参考にしていただければと思います。

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