こんにゃくを温めて患部に載せると、冷えや痛み、凝り、内臓の改善に効果があるらしい。Twitterのフォロワーさんに教えてもらって、やってみました!
こんにゃく湿布って…あの食べるこんにゃく?
初めてこんにゃく湿布という言葉を聞いたときは耳を疑いました。そう、あのこんにゃくを温めて身体に載せると、とにかく良いことがたくさんあるそうです。
温めるだけならホッカイロでいいのでは…と思いきや、このこんにゃくくん、どうやら毒を吸ってくれる効果があるとか。確かに、こんにゃくを食べると腸を掃除してくれる、という話はよく耳にします。
こんにゃく湿布の効果
こんにゃく湿布がいいのは、
- 冷え性
- 頭痛
- 肩こり、腰痛など身体の痛み
- 生理痛
- 風邪
- 疲労
- 腎臓、肝臓、膵臓などの疾患
など、冷えや痛みを伴った辛い症状。かなり温まるので、冷えにはとっても効果的です。夏場でも冷房で身体が冷えたりしますもんね。
特に私がおっ!と思ったのが、
- 肝臓と腎臓を温めて解毒作用を高めてくれること
- 胃腸をケアしてくれる
ことでした!まさに私の身体にぴったりではないですか!
アーユルヴェーダ的にも、科学的にも、どうやら私の身体には悪いものが溜まっているようなので、解毒・デトックスというキーワードにはすぐ食い付いてしまいます。
薬やサプリメントなどの西洋療法だけでは今まで改善しなかったので、こういう東洋的な療法もどんどん試していこうと思いました。
こんにゃく湿布のやり方
こんにゃく湿布は、空腹時に行うのがベスト。食後にやるときはは1時間以上開けたほうがいいそうです。このあたりはツボ圧しや針灸などと似ていますね。
こんにゃく湿布に準備するもの
- こんにゃく 2丁(できれば有機のこんにゃくがベター)
- タオル こんにゃく1つにつき2~3枚(私はフェイスタオルを使ってます)
- 大きめの鍋
これだけです。
こんにゃく湿布の作り方は…
1.こんにゃくを10分茹でる
鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰させて、こんにゃくを入れて10分茹でます。
水からこんにゃくを茹でる、という意見もありましたが、私はいつもお湯を沸騰させてから茹でています。
水から茹でる場合も、茹で時間は沸騰してから10分程度が良いようです。
鍋の種類によっては黒ずんでしまうものもあるようなので、ご注意を!
2.こんにゃくを取り出し、タオルに包む
こんにゃくはかなりアツアツなので注意してください!トングで挟むとやりやすいです。
タオルは1枚だと熱いので、2~3枚で包んだほうがベター。2枚でも結構熱いです。私はケチって、1枚のフェイスタオルでうまく何重にもなるように巻いています。
ここからは、こんにゃく湿布のやり方です。
3.こんにゃくを肝臓・丹田にあてる
仰向けになって、タオルで包んだこんにゃくを、それぞれ
- 肝臓(右胸の下、肋骨の上あたり)
- 丹田(へその下あたり)
に20~30分あてるそうです。
冷めてきたら、タオルの枚数を調整して、ちょうど良い熱さになるようにすると良いです。
このあと冷たいタオルでそれぞれの場所を1分冷やすといい、という意見もありました。
私はいつも座椅子に角度をつけて、本を読みながらおこなっています。
4.こんにゃくを腎臓にあてる
次はうつ伏せになって、タオルで包んだこんにゃくを、
- 腎臓(腰の少し上。背骨を挟んで、両側に1枚ずつ)
に充てます。時間は同じく20~30分。
ここでも同じく最後に冷たいタオルで1分冷やすと良い、という意見もありました。
5. こんにゃくを膵臓にあてる
最期に余裕があれば、膵臓を冷やしてあげると良いそうです。
肝臓や腎臓が疲弊していると、膵臓が炎症を起こしているらしいので、こんにゃくで冷やしてあげると良いのだとか。
仰向けになって、冷たくなったこんにゃくか冷たいタオルを、
- 膵臓(左脇腹の肘がくるあたり?左上腹部)
にあてる。時間は5~10分程度。冬場は結構冷えるので、もっと短い時間でも良いかもしれません。
以上が一般的なこんにゃく湿布の工程です。
他にも、生理痛だったら子宮のあたり、凝りのある場所、冷えのある場所などにあてても良いみたいです。
こんにゃくの再利用
使ったこんにゃくは、水を入れたタッパーに浸して冷蔵庫で保存。固くなったり小さくなるまで使えるらしいです。
でも、食べるのはNG!こんにゃくくんが毒を吸い取ってくれてるらしいので、食べてしまうと元も子もないようですね。
実際にやってみたら、とーっても気持ち良くて眠ってしまいそうになりました。確かに内臓が癒されている気がします。
生理のときにもやってみましたが、子宮がじんわり温まるのを感じました。冷えて生理痛が辛い場合には効果的かもしれません。
今度は肩こりがある場所にやってみようと思います!
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