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メチレーション検査を受けました~検査の有意性

メチレーション
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体調を崩して早5年。

これまで、糖質制限、栄養療法、重金属のデトックス、カンジダ除菌……などなど多くのことに取り組んできました。

それでもなかなか改善せず、かといって悪化もせず、在宅で働いたり日常生活を送ったりする分には問題ないので、だらだらと栄養療法を続けてきてしまいました。

でも最近体調が悪化し、あらためて「元気になりたい!」「前のように健康体に戻りたい!」という思いがふつふつ。

 

そこで、通っていたカイロプラクティックの先生にご相談したところ、「遺伝子検査(メチレーション検査)」を受けてみてはどうか、とアドバイスをいただきました。

 

結果として、受けてよかったな、と強く思います。

今までクリニックでいろいろな検査を受けて、結果を聞いて治療をしていましたが、今回の検査はカイロの先生がとても丁寧に結果を説明してくださったし、内容にも納得できる部分が多かったです。

今回はメチレーションについてまとめたいと思います。

検査の仕方、結果、などはべつの記事にて…。

 

 

メチレーションとは

メチレーションとはなんぞ。

ひと言でいうなれば、「身体のあらゆることに関わっているモノ」です。

……詳細は……すみません、説明できそうにありません(;´∀`)

カイロの先生の説明をきいてもピンと来なかったので、自分でもちょこっと調べてみたのですが、勉強嫌いの私には難しく。。

説明を引用させていただきます。

 

メチレーションとは、体内で「メチル基」と呼ばれる化合物を他の物質に結合することで、生命を維持するために必要な物質を作りだしたり、あなたの遺伝子の働きの”強弱”をコントロールする仕組みをいいます。

分子栄養学HPより(リンク切れのためリンク解除)

……要するに、メチレーション回路が正常に回っていないと、身体にさまざまな異常が起こります。

甲状腺や女性ホルモンバランスの異常、胃腸の不具合、脳内の神経伝達物質の異常、免疫、などなど。

そのメチレーション回路の一部はこちら。

 

このうち、たとえば下のほうの【CBS】という回路に遺伝子の変異があったりすると、グルタチオンが作りにくくなる、身体にとって有害なアンモニアが作りやすくなってしまう……などの現象が起こる可能性が高くなります。

 

となると、身体の解毒能力が下がるので、重金属のキレーション治療をしても効果が出なかったりします。

 

こういういくつもの回路が歯車のように回っていて、身体に影響を及ぼしています。

他にも、ドーパミンやセロトニンなど脳内の神経伝達物質に影響する回路、ビタミンDの作る影響する回路、エネルギーを回している回路、などがあって、それぞれの部分に遺伝子の変異があるかどうか、がわかります。

それで変異があった場所には、サプリで栄養を補ってあげたり、過剰に作られてしまう有毒な物質を解毒するようなサプリを摂ってあげたり、という対策ができます。

 

メチレーション検査の意義

栄養療法を行なっていると、いろいろな検査をすることになりますよね。

糖負荷検査やコルチゾール検査。

栄養状態を見る血液検査。遅延型アレルギーの検査。

カンジダのための有機酸検査、重金属蓄積をみる尿検査・毛髪検査、……などは、日本全体ではまだまだマイナーではありますが、栄養療法界隈では一般的な検査かと思います。

 

実際に、私が通ったいくつかのクリニックでも検査の案内をしていて、私も受けました。

 

でも、メチレーション検査、という検査は、クリニックでは一度も耳にしませんでした。

実施はしているところもありましたが。

重金属のキレーション、カンジダ除菌を何度やっても症状が改善しなかったのに、です。

 

カイロの先生からは、じつは以前からメチレーション検査という道を進められていました。

 

でも、費用がかなり高額なのと(カイロでは8万ちょっと、クリニックでは10万以上のところも)、今ひとつ重要性を見いだせなかったので躊躇してしまっていました。

 

今回は、前述の通り体調が悪化してしまったことを契機に、メチレーション検査について詳しく伺い、検査に踏み切りました。

 

カイロの先生は、本来栄養療法はメチレーション検査を元に治療を進めていくのがベスト、というようなことをおっしゃっていました。

メチレーション検査を行ない、遺伝子レベルで自分の状態を把握し、治療を進めて行くのが良いと。

 

メチレーション回路が正常でないと、キレーションやサプリでの治療がうまくいかなかったり、最悪は逆効果になったりすることがあるそうです。

たとえばDMSAによるキレーションとか、葉酸のサプリの服用とか、自分の遺伝子状態によっては症状を悪化させてしまうこともあったりするようで。

 

ただ、日本ではまだまだメチレーションについて正確に診断・治療できる医師は少ないとのこと。

自閉症のお子さんなどには薦められることもあるそうですが、私のように副腎疲労などの場合はメチレーションにまで踏み切って考えてくれる医師はなかなかいないのかな、と思いました。

 

カイロの先生はご自身で体調を崩したこともあり、かなり勉強をされて、詳しく見てくださりました。

 

メチレーション検査を受けたほうが良い人

これまで記載してきた通り、メチレーション検査は栄養療法の早い段階で実施したほうが良いと思います。

最初は費用が高額なので躊躇しがちですが、メチレーション検査をせずに栄養療法を手探りで始めると、私のように結果遠回りになってしまい、サプリ代、検査代、治療費など高くついてしまうからです。

とはいえ、最初の段階でいきなり何万も払える方は少ないのかな……と。

それに、クリニックでもメチレーション検査はまず薦められません。

なので非常に難しいとは思いますが……。

私はもっと早くやっておけばよかった、と思います。

まあ結果論なのですけどね(;´∀`)

 

高額でも受けようと思ったきっかけは、上記の通り体調が悪化したことと、栄養療法を続けていても効果が見えなかったこと、それに加えてもう一点あります。

コルチゾール検査や毛髪検査、有機酸検査などと違って、メチレーション検査は遺伝子の検査なので、一度検査すればめったなことで変化することはなく、何度も行なう必要がないそうなのです。

 

それなら、よくなる可能性があるなら、うん万円払おう!と決めました。

 

私の勝手な意見ですが、以下に当てはまるような方は一度検討されてみてもいいのかな、と思います。

  • キレーションやカンジダ除菌をしても効果が現れない人
  • 栄養療法で効果がなかなか出ない人
  • 血液検査でビタミンB12や葉酸の値が高い人
    →メチレーションの代謝でこれらの栄養素が余ってしまっている
  • 子どものころから体調を崩すことがあった人
    →昔から遺伝子変異があって体調を崩している可能性
  • 多少お金はかけても早く良くなりたい人

 

メチレーション検査の注意点

メチレーション検査の有意性について書いてきましたが、とはいえ検査を受けるクリニックなどの選び方には注意が必要だと思います。

検査は血液検査ですが、自宅でできます。

今回、私は1時間など時間をたっぷりかけて結果の説明をしていただきました。

メチレーションについて正しく理解するのと、変異があった場合の説明には、それくらい時間が必要だと思います(カイロの先生曰く、それでも時間が足りないとおっしゃっていました)。

 

なので、検査結果の説明に充分に時間をかけてくださるところで受けると良いと思います。

 

これはメチレーション検査に限ったことではありません。

私は今まで有機酸検査、重金属の毛髪検査や尿検査、などいろいろな検査をいくつかのクリニックで受けてきましたが、検査費用は何万もかかっても、その説明は10分そこそこ(それで診察代も5000円とか1万円とか(ノД`)シクシク)。

 

それが当たり前だと思ってしまっていましたが、今回カイロで結果の説明を受けて、検査の意味を理解することの大切さをひしひしと感じました。

 

クリニックでも、個人のカウンセリングをされている方でも、検査の説明にたっぷり時間をかけてくださるところで受けないと、大金をはたいた意味がないな、と。

最近はスカイプなどで診察してくださるところも増えてきましたし、地方の方もいろいろと探してみてください。

(私も帰省していたので、スカイプ診察でお願いしましたが、しっかりと説明してくださいました)

ちなみに私が受診したカイロはこちらです。

カイロプラティカ麻布十番
麻布・白金の整体・カイロプラクティック|腰痛・肩こり・副腎疲労・低血糖症・食物アレルギー

 

まとめ

今回はメチレーションとはどんなものか、その検査の有用性を書いてみました。

複雑な部分なのでちょっと自信がありませんが(;・∀・)

とにかく、キレーション、カンジダ除菌、など栄養療法を何年も行なってきて、頭打ちになってきてしまっていたので、メチレーションという切り口は新しく、道が開いた気がしています。

今年はメチレーションによる治療を進めようと思っています!

なのでメチレーションシリーズ、続きます。

 

結果説明のつもりが結局同じような内容を書いてしまった記事↓

メチレーション検査の簡易結果
前回の記事で、メチレーション検査の有意性について書きましたが、正直なところきちんとメチレーションに伝えられた自信がありません(^^;) 今回はもう少し具体的に、私の検査結果から情報をお伝えしようと思います。 結果の詳細を書くつもりが、またし...

コメント

  1. 萌子 より:

    こんにちは♪

    ・・・というよりも遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます☆

    今年も、ちよこさんのブログを参考にさせて下さい。宜しくお願いします。

    ところで、年末に体調崩されたとのことですが、大丈夫でしょうか・・?心配です。。

    音や匂いや光などの刺激も、ずっと受け続ければ、かなりストレスになってしまいますよね。
    特に体調が優れない時はなおさらだと思います。。

    そんなお辛い中でも、いつも体調改善に努められていて頭が下がります☆

    ちなみに私の方も家族のことで色々あり、そろそろ薬の力を借りないと生活がままならない状態になった時、初めて行った頭痛外来で頭痛予防に抗うつ薬のトリプタノール(四環系)を処方され飲んだところ、頭痛だけではなく腕、脚、首の痛みが軽減される体験をしました。

    「もしかして、心身症(仮面うつ)なのかな?」と思い、頭痛外来の先生に増量を希望したのですが、身体の痛みやダルさは専門外なのと、あまり増やすとセロトニン症候群になってしまう可能性もあるので、別の病院で相談して下さい。。と言われました。

    そこでチラージンを出してもらっている病院で、トリプタノールの代わりにサインバルタを処方してもらったところ、身体の痛みだけではなくダルさも徐々に軽減してきているのを感じています(現在は40㎎)

    ただ頭痛にはトリプタノールの方が効いていたので、どうしようかと思っていたのですが、
    母が飲んでいるテルネリン(筋弛緩薬)をもらって飲んだら、頭痛に関してはテルネリンが割と効いているような感じです。

    あと不思議なのは、元々便秘気味で、抗うつ薬を飲むようになってからさらに悪化していたのが、テルネリンを飲むようになってからは、胃腸の筋肉が柔らかくなってお通じも改善されてきています。

    ここ何年もお腹を触ると胃腸が固くなっている感じがありました。
    おそらく筋弛緩薬で消化器の筋肉が緩んだのかもしれません。

    なので今は、チラージン・抗うつ薬・テルネリンの三つで症状が改善されるかどうか試している状況です。

    ちよこさんが検査されたメチレーションは遺伝子から調べるのですね(すごい!)。
    貴重で最新の情報、ありがとうございます♪

    私もちよこさんを見習って、身体のこと少しづつ勉強したいと思います。

    ではでは、寒い日が続きますので、ご自愛下さいませ。

    どうかお身体の調子が戻られますように・・

    • ちよこ より:

      萌子さん、こんにちは!
      新年からひと月ではありますが、今年もよろしくお願いします٩(๑´3`๑)۶

      はい……年末に体調を崩しまして(´;ω;`)
      低周波音は脳に響いてくるので、健康な人も体調を崩してしまうらしいです……。
      おかげでこれまで音には鈍感だったのですが、敏感になってしまいました涙

      萌子さんの貴重なお話ありがとうございます…!

      私も8年くらい前抑うつ状態になったとき、サインバルタとかルボックスとかの抗うつ薬を飲んだのですが、余計症状が悪化してしまって……。
      結果的にそのときは飲むのを辞めたら改善したのですが、最近抗うつ薬はセロトニン濃度が高い人が飲むと悪化する、ということを知りました。
      たぶん私はこれだったのかな~と……。

      私は不安感があり、抗不安剤のデパスを飲んだのですが、一瞬で眠くなってしまって(;^ω^)
      ただ、肩こりからきていた頭痛がなくなったので、緊張を解く効果はありそうだな~と思っていたところでした。

      テルネリンというお薬もあるのですね。

      萌子さんは合うお薬が見つかりそうで、何よりです……!

      私は上記のような経験もあり、薬は対処療法だしな~と思ってなんとなく避けていたのですが、萌子さんのおかげで、まずは症状を改善させるためにも、合うお薬は良いのだろうな、と思うことができました。
      冬はいっそう辛い季節ですしね(;´Д`)

      薬も検討しつつ、検査でわかったことなども治療に取り入れていきたいと思います。
      萌子さんもお身体ご自愛くださいね。ぜひまたご連絡ください~!

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