私は低血糖症や副腎疲労などの体調不良で通院しているのですが、そこで医師に薦められて知ったのが【マインドフルネス(瞑想)】です。
ここ数年で、Googleを始めとした大企業の社員もおこなっていたり、NHKのためしてガッテンなどのテレビ番組に取り上げられたりしているマインドフルネス。
今回は、そのマインドフルネスとは何か、ということや、その効果をまとめました。
マインドフルネスがおすすめな人は、こんな方です。
- ストレスが多い方、ストレス耐性が弱いと感じている方
- 自律神経の乱れを感じている方
- うつ病やパニック障害など、メンタル的な疾患のある方
- 集中力や発想力をつけたい(ビジネスに活かしたい)方
▼更新履歴
2019/05/16 全体的に加筆・修正
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、【今】【ここ】に100%意識を向けていること。
もっと簡単に言うと、【瞑想】によって心(脳)のトレーニングをすること。
現代は、情報過多、ストレスが多い時代だと言えます。
時間に追われたり、人間関係に悩んだり、何かをしているのに常に別のことを考えていたり、未来のことを心配したり、ながら〇〇、という言葉が流行ったり。
そのように、必要以上にあれこれ考えてしまったり、2つ以上のことを同時におこなったりすると、脳はかなり疲弊してしまうのだそうです。
それじゃあ脳を休めるにはどうしたらいいの?というと、その方法が、瞑想・マインドフルネス。
あれこれ考えたり悩んだり、心と身体が違うことをおこなっていたりする状態をやめ、「今・ここ」に100%集中することで、脳を休息させるのが、マインドフルネスです。
具体的には、呼吸に集中したり、手や足など身体の部位に意識を向けたりする方法など、いくつもの手段があります。
また、マインドフルネスには、ストレスによって乱れた自律神経を整えてくれる効果もあるのだそうです。
自律神経失調症のような症状がある私に医師が薦めてくれたのは、1日1回5分、毎日瞑想をすることでした。
マインドフルネスの効果
マインドフルネス瞑想の効果はたくさん紹介されています。たとえば、
- 自律神経が安定する
- うつ病・パニック障害などの精神疾患が改善する
- イライラ・不安・焦りなどが減る
- ネガティブ思考が改善する
- 集中力が高まる
- ストレス対処力が上がる
- リラックスする
- 心が安定する
- 知能指数が上がる
- 洞察力・直観力・創造力・感受性がなどが高まる
- 睡眠の質が上がる
- 幸福度が高まる
最初は万能すぎやしないか?と半信半疑でしたが、瞑想が身体(脳)に良いことは科学的にも証明されているのだそうです。
瞑想をおこなった人の脳をMRIなどで検査すると、脳内が活性化されるなど客観的にも瞑想の効果が分かってきているのだとか。
最近では、うつ病などの治療に瞑想が用いられたり、社員の教育のために企業が瞑想を取り入れたりする病院・企業も増えてきている、と本で読みました。
そもそも、ヨガや座禅なども含め、瞑想って東洋では古くからあったものなんですよね。やっぱり人にとってにいいものだから、現代にも残っているのだと思います。
マインドフルネス瞑想のやり方
マインドフルネス瞑想のやり方は簡単。道具は何もいりません。
目を閉じて、【今・ここ】に集中するだけです。
といっても、やってみると雑念がとりとめなく浮かんでくるので、最初はCDやアプリなど、誘導の音声があったほうがやりやすいと思います。
(私が試して良かったアプリは、【2019年更新】マインドフルネス瞑想アプリおすすめ2選でご紹介しています)
瞑想は、横になっても椅子に座っても実践できます。
私は主に寝るときと朝、横になったままおこなっていますが、座って瞑想するときは蕎麦殻の枕をお尻に敷いて瞑想します。そうすると背骨がすっと自然にまっすぐになっている気がするんですよね。
瞑想専用の座布団というのもあるので、いつかほしいなと思っています。
マインドフルネス瞑想を続けるコツ
大切なのは、継続すること。
1回15分30分と長い時間がんばって続かないよりも、1日3分でも5分でも毎日続けたほうが効果が高いそうです。とにかく毎日欠かさないでね、と医師に言われました。
瞑想はがんばらないほうが続く、と本にも書いてありました(^^)
私がマインドフルネス瞑想に出会ったのは、2015年の7月くらいでした。1年くらいは継続していて、毎日おこなっていました。
がんばっていた時期は、毎日朝20分、夜に5分やっていたことも。
でも、そのうち雑念が多くなってきたり、面倒になったりして止めてしまったんです。そもそも1日15分なんて無理をしたからいけなかったんだと思います…。
今は、アプリの助けを借りて、1日3分でも5分でも瞑想をおこなうようにしています。日常生活にちょっとしたマインドフルネスを取り入れてみたり。
まだ「自律神経が整った!」とか、「ストレス耐性に強くなった!」といった効果は感じられていないのですが、眠りやすくなったり、スッキリしたりする効果は感じています。
まとめ
マインドフルネスとは、「今・ここ」に集中すること。
マインドフルネス(瞑想)は、自律神経を整える、脳がリラックスする、創造力がアップする、などさまざまな効果が科学的にも実証されています。
うつ病の治療や社員教育にも取り入れられており、現代人はぜひ今からでもはじめてみることをおすすめします。
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