当ブログでは広告を掲載しています

ピルやホルモン薬に頼らない子宮内膜症の改善方法

ピルが飲めない人の子宮内膜症対策 病気のこと
スポンサー検索

今回は、ピルに頼らず子宮内膜症のためにしていることをまとめました。

私は、20歳前半にチョコレート嚢胞(子宮内膜症)と診断され、ヤーズというピルを3~4年飲んでいました。

ただ、その後謎の体調不良に陥り、ピルを中止。

その後もディナゲスト(ジエノゲスト)、ルナベル、ヤーズフレックスと服薬を試しましたが、いずれも副作用が重かったり、副作用への疑問視もあったりしたので、「服薬せずにチョコレート嚢腫の対策ができないか?」といろいろ模索しています。

(婦人科への定期検診は欠かさず行なった上で、試しています)

 

いろいろ対策した結果、たうち回るような痛みが、鎮痛剤なしでも過ごせるようになったほどです!

以下に、私が今おこなっていることや、心掛けていることをまとめました。

 

(いろいろ試しているので、最新の内容は婦人科系疾患のカテゴリの記事をご覧いただければと思います)

 

 

サプリメント

ブラックカラントオイル

私が試したのは、ピクノジェノールとオイル系のサプリです。どちらも身体の炎症を抑えてくれる効果があり、「子宮内膜症に効果がある」という研究もあるサプリメントです。

ピクノジェノールについては、最新の記事はピクノジェノールの効果や選び方という記事に書いています。

オイルについては、「γ(ガンマ)-リノレン酸」に生理痛改善や抗炎症作用があるのでは、ということがわかってきているそうです。

1日180mgのγ-リノレン酸(月見草オイル)を摂ることで、PMSが改善した例もあるとか(参考元:ガンマリノレン酸を活用した栄養療法)。

γ-リノレン酸がたくさん含まれているオイルで、私が試したものは以下の3つです。

  1. 月見草オイル
    • 「PMSや生理痛に良い!」と一番有名
    • 他のオイルに比べて、飲んでいる女性が一番多い印象
  2. ブラックカラントオイル
    • 含有量は他のオイルに比べて少なめ
    • 目にいい、腸にも良い、などほかの効果もあるとか
  3. ボラージオイル
    • γ-リノレン酸の含有量が一番多い
    • 個人的に一番効果があった
    • 酸化しやすいので、冷暗所で保管を。夏場の注文は注意

オメガ3(EPA/DHA)と一緒に摂取すると相乗効果が出る、という記事も読んだことがあります。(行方不明になってしまったので、ここではご紹介できませんが…)

無難に最初に試すなら月見草、目や腸への効果を求めるならブラックカラント、最初から効果を求めるならボラージ…が選択肢になるのかなぁ、と思います。

 

布ナプキン

市販のナプキンは、ポリエステルなどの石油化学製品でできています

医者も知らないホルモン・バランスという本によると、石油化学製品は「環境ホルモン」を含んでおり、これが体内のホルモンバランスを崩し、子宮内膜症や子宮筋腫、PMSなどの婦人科系疾患を生み出しているのでは…と書かれていました(詳しくはエストロゲン優勢の記事にて)。

 

子宮に直接つけるナプキンは、石油化学製品ではなく身体に優しいものがいい。

そう思って、布ナプキン、もしくはオーガニックのナプキンに変えています。

 

布ナプキンに変えて良かった!という声でよく耳にするのは…

  • 生理が軽くなった
  • 経血量が減った
  • 身体が温かくなった
  • 肌がかぶれなくなった

こんな意見です。

私も生理が軽くなったのは実感しています。

サプリメントなど他の対策もしているので、布ナプだけのおかげではないかもしれないけれど、肌にも身体にも優しい感じです。

 

ただし、デメリットもあります。

  • 毎回洗う・干す作業が大変
  • お湯や水をたくさん使う
  • 外出時は持ち歩きが不便
  • 身近なドラッグストアやスーパーに売っていない

洗う作業は、100円ショップで売っているセスキ炭酸ソーダや、酸素系漂白剤に一晩から1日つけておくだけなので、そこまで手間がかかるものではありません。

ただ、お湯や水を毎回けっこう使うので、その点はエコじゃないな…と感じます…。

 

使い捨てオーガニックナプキンもおすすめ!

布ナプキンは面倒…というときにオススメなのが、使い捨てオーガニックナプキンとの併用です。

オーガニックナプキンは、コットンなど天然素材でできているので、ケミカルな市販のナプキンよりも肌や身体に優しいです。

最近は大手メーカーも販売していますし、ドラッグストアでも見かけるようになりました。

一番コスパが良いのが、オーガニックナプキンのパイオニア「ナチュラムーン」で、コープなど自然派のお店やAmazonで販売されています。

 

私は、家にいるときは布ナプキン、外出時や面倒なときは使い捨てオーガニックナプキン、というふうに併用しています。

ナチュラムーンの場合、【普通の日用 24枚入で500円】ほど。

市販のナプキンよりもお高めです。

でも、実際に使ってみたところ、つけ心地がとっても気持ちいい。優しい感じです。

サプリメントは合う・合わないがあるので一概にオススメできませんが、オーガニックナプキンはお値段が多少高いだけで、モノはとても良いのでとってもオススメです。

 

食事に気をつける

子宮内膜症は炎症反応……と考えると、身体に炎症を増やす食べものは控えることで、子宮内膜症対策になるのではないか。

以前、mixiの子宮内膜症コミュニティでそんなふうにおっしゃっている方がいて、「なるほど!」と思った私は、食事に気をつけるようにしました。

 

私がちょっと気をつけているのが、以下の食べものです。

  • 悪い油(マーガリン・ショートニング、酸化した油)
  • 小麦(米粉などで代用)
    • グルテンがホルモンバランスに良くないのでは?という話を聞いたため
    • 小麦全般というより、遺伝子組換えの小麦…?
  • 乳製品
    • ホルモン薬を使われている牛がよろしくなさそうなので
  • 大豆製品
    • 子宮内膜症は過剰なエストロゲンに反応して増える…という話を本で読み、大豆は摂りすぎないように注意しています
  • 砂糖(ココナッツシュガーやラカントなどに切り替え)

SNSでも、

「小麦をやめたら経血がサラサラになって生理痛が楽になった!」
「砂糖を止めたら生理痛が改善した」

と投稿している方を見かけたことがあります。

 

人間は食べたものでできている。

というのはよく言われることですが、私もできる範囲で気をつけるようにしています。

(以前、ガッチガチに食事制限していたときにものすごくストレスで、却って体調を崩したので、「楽しんで食べる」ことも大事だと考えています)

 

化粧品、日用品は身体にやさしいものを使う

日用品

皮膚からの吸収率がとても良い、と聞いたことがあります。

なので、化粧品や日用品も、なるべく身体に優しそうなものを使おう、と考えています。これも無理のない範囲で。

洗剤、シャンプー、化粧品、などです。

高級なものを取り寄せるというよりは、さらさやフロッシュなど、手に届く範囲の優しそうなものを使っています。

 

また、子宮内膜症を悪化させるエストロゲン優勢の状態を防ぐのに、プラスチック製品はなるべく温めないようにしています

ホルモン治療の先駆者、リー博士によると、プラスチックを温めたときにホルモンに悪影響が起こるらしく、なるべくラップは使わないで温めたり、プラスチック容器から陶器に変えたりしています。

 

まとめ

サプリメント、ナプキン、食事、日常生活を変えつつ、運動や漢方なども併用してみようと思っています。

私は7cm弱の大きさのチョコレート嚢腫があったのですが、生理1~2日目に鎮痛剤を服用すれば痛みは治まっており、量も多くなかったので、7cmの大きさがあることに気がつけませんでした。

悪いものかどうか調べるためにも手術をして嚢腫は切除したのですが、痛みの点では、食生活やサプリメントは効果があったのかな……と感じています。

(以前はのたうち回ったり、鎮痛剤が効かなかったりしました)

ただ、定期検査は欠かさず行かないと、とも痛感しています。

 

私と同じように、ピルやホルモン薬が合わないで途方に暮れている方もいらっしゃると思うので、参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました