熱刺激タオルのすごい効果!自律神経、肩こり、頭痛などなど

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ちよこ
ちよこ

不安感やだるさなど、謎の体調不良に悩む三十路女のちよこと申します。

 

私は副腎疲労という病気や自律神経失調症のような体調不良を疑い、さまざまな治療や健康法を試しています。

たとえば、ツボ押し、ペットボトル温灸こんにゃく湿布……などはブログでもご紹介してきました。

 

今回は、その中でも手軽さトップクラスの健康法、【熱刺激】についてのお話です。

どんな家庭にもあるタオルだけで実施でき、かつ5分で効果が出るんですヨ~!

 

必要なものはタオルだけ。方法はいたってシンプルな3ステップ。

 

  1. 水に濡らしたタオルを
  2. 電子レンジで1分半ほど温め
  3. 気になる患部に5分当てるだけ

これだけです(^^)

 

この方法に出会ったきっかけは、たまたま目にした『たった5分で体が変わる~すごい熱刺激』(著者:井本邦昭)という本を読んだこと。

以来、熱刺激をひと月ほど試しました。

この記事では、その効果や仕組み、方法をまとめています。

 

 

熱刺激の効果

まずは、「タオルを熱して身体に当てるだけでどんな不調に効くのか?」ということをご紹介します。

 

  • 肩や首、背中の凝り
  • 腰痛
  • 膝の痛み
  • 坐骨神経痛
  • 打ち身、捻挫
  • アトピー、肌荒れ
  • 花粉症
  • 風邪、せき、喘息
  • 便秘、下痢
  • 視力低下、老眼
  • 動脈硬化
  • 高血圧
  • がん
  • 更年期障害
  • 生理痛
  • 冷え性
  • 不眠
  • 頭痛
  • 慢性疲労、だるさ
  • 自律神経失調症

などなど…。

 

「え、こんなことにまで効くの!?」と挙げれば挙げるほど胡散臭いのですが(苦笑)、『すごい熱刺激』の本に記載されている体験談を読むと、実際に「治った!」という声が多数掲載されていました。

 

なぜ蒸しタオルによる刺激が不調に効くのか?

それでは、なぜ熱いタオルを当てただけで体調不良が改善するのでしょうか。

 

本書の著者・井本先生によると、不調を感じている部分というのは何かしらの原因で血流が滞ってお、冷えているのだそうです。

 

患部が冷えると周りの細胞から熱を奪い、さらに血液の流れを滞らせてしまうのだそう。

 

血液には、

  • 老廃物を体外に排泄する
  • 酸素や栄養素を身体の隅々に届ける

という役割があります。

 

つまり、血行が悪いとこんなことが起こります。

  • 老廃物が身体に溜まる
  • 細胞に酸素や栄養素が行き届かなくなる

 

現代は、デスクワークの増加や運動不足、食生活の変化によって、「血行不良」や「冷え性」というのはよく耳にする不調です。

もはや不調ではなく、当たり前過ぎて「体質」にさえなっているような印象です。

(そういう私も「冷え性なんだよね」とよく口にします…)

 

でも、「血流が悪い」ということはもっと深刻に受け止めなければならないな、と最近気づきました。

→参考)『「見えない病」の治し方』という記事でも書いています

 

お風呂に入っているから大丈夫、ではない!

「毎日お風呂に入っている」
「定期的に半身浴している」

という方も多いかと思います。

だから「血行対策はしてるんだよ~」と思われるかもしれません、が。

 

「入浴」の場合は体内の温まり方にバラつきがあるそうなんです。

 

というのも。

特に問題がない身体の部位というのは、お風呂に入ることによって血流が促進され温まります。

ですが、慢性的に冷えてしまっている場所はなかなか血流が上がらず温まらないとのこと。

 

つまり、

不調がある場所=血流が悪い部分 は入浴では温まりにくい、ということですね…。

 

熱刺激の仕組み

一方で、今回ご紹介する【熱刺激】は、不調がある部位=血行が悪い部位 を強制的に温めることができます。

 

その仕組みを簡単にご紹介すると…。

 

皮膚の表面温度より10~20度熱いタオルを患部に当てることによって、外から急激に熱せられます。

 

先ほどもお話したように、不調がある部位というのは冷えて硬くなっていて、血管を締めつけて血液の流れを滞らせています。

ですが、熱によって刺激された部位の皮膚や筋肉は一時的に緊張します。

そして、数分かけて冷めていく過程でゆるみはじめ、患部の血流が促されるのだそうです。

 

こうして血流が改善され、老廃物が外に押し出され、酸素や栄養素が流れ込めるようになるわけです。

 

冷めていく過程が大事

タオル刺激のポイントは、温めるだけでなく冷める過程があるということ。

 

タオルが冷めはじめると、患部は熱を受け取ることができなくなります。

そこで、自力で熱を作り出そうとする働きが再び動き出します。

 

冷める過程があることによって、タオルを当てていた一時的な温かさだけでなく、その後もきちんと熱を作ることができる…という仕組みです。

 

入浴後、浴室から出るときに手足に冷たいシャワーをかけると温まりますよね。あれと同じ原理かと思います。

 

熱刺激のメリット

いろいろな効果のある熱刺激。メリットは、それだけではありません。

  • 簡単、手軽
  • タオルがあればできる
  • 1回の時間はたった5分
  • 気持ちいい

 

世の中にはいろいろな健康法がありますが、少しでも面倒だと継続が難しいですよね…。

私も手を出しては挫折してきました。。

 

ですが、蒸しタオルに関しては、1回5分で気持ちがいい、という手軽さと効果を兼ね備えているので、続けやすいです。

 

蒸しタオル刺激・用意するもの

それでは、ここから具体的なやり方をご紹介します。

用意するものは、これだけ。

 

  • やや厚めのフェイスタオル
    (薄すぎると冷めやすく、厚すぎると冷めるまでに時間がかかりすぎるので、程よい厚さのものが◎)
  • 電子レンジ

 

熱刺激のやり方

以下より詳細のやり方を記載していますが、要するに

フェイスタオルを折って、電子レンジで「やけどしない程度に熱いくらい」に温める

という方法です。

 

  1. フェイスタオルを三つ折りにし、それを半分に折る
  2. 水で濡らし、絞る
    ※絞りすぎないように!(水分不足で熱刺激の効果が薄れてしまうため)

  3. 電子レンジで温める:600ワットで1~1分半
    • 触って熱いくらい
    • やけどに注意!
    • 冬場などは寒い時期は少し長めに温める

  4. 患部に当てる
    • 3~5分経って温かさを感じなくなったら、タオルを外して肌を拭く
    • 物足りなければ再加熱
    • 一度に行なうのは一箇所のみ

 

ポイントがいくつかあるため、併せてご紹介します。

 

  • ビニール袋などには入れず、タオルは直接皮膚に当てる
  • 一度に行なうのは1箇所のみ
    • 続けて行なう場合は、多くて3箇所まで
  • 8時間に1度熱刺激をすると良い
    • ベストなタイミングは、就寝前と起床時
  • 外気温との皮膚の温度差があるほうが刺激になる
  • 入浴前後の2時間は熱刺激を割ける
    • 入浴直後は全身の血流も体温も上がるので、患部とタオルの温度差が縮まるため刺激にならない

 

熱刺激で効果が出ない場合

「タオルを当てているのに効果が出ないな…」というときは、以下の項目を確認してみてください。

  1. タオルの温度が足りない
  2. 熱刺激の回数が足りない
  3. 常に温めている

 

1. タオルの温度が足りない場合

タオルの温度は、「熱いけどなんとか持てる温度」がベストです。

とはいえ、手で持つと熱くても、患部に当てると熱さを感じないということもあります。

私も、手では「熱っ」と思っても、背中に載せると「気持ちいい」と感じています。

 

適温には個人差があるため、何度か試すうちにコツがつかめるかと思います。

※繰り返しますがやけどにはご注意ください!

 

2. 回数が足りない場合

熱刺激は1回で効果が出るものではなく、何度か重ねるうちに「良くなってるかも」と実感してくるものだそうです(回を重ねるごとに熱が患部に浸透しやすくなるため)。

 

不調のある部位に当てると確実に「気持ちがいい」のですが、止めるタイミングの目安は、この気持ちよさがなくなってきたころ。

 

だいたい3~5回で熱が浸透するので、不調が改善しやすくなるそうです。

多少物足りないくらいのほうが身体は活性化するのだそう。

 

ちなみに、身体の状態が良くないと初回は皮膚が赤くならないです(赤いところがまばらだったりする)。

ですが、何度か熱刺激を繰り返すうちにタオルを当てた部分がきれいに赤くなってきて、きちんと熱が浸透しているのを実感できます。

 

3. 常に温めている

上述しましたが、蒸しタオル刺激に大事なのは「冷めていく過程」です。

温めることが身体にいいと言っても、常に保温していてはその「冷める過程」がないため、不調改善には繋がりにくいとのこと

 

再加熱したい場合は、タオルが冷めてから再度レンジで温めるようにすると良いそうですよ(^^)

 

タオルを当てる部位

「どこか悪いのかいまいちよくわからない…」という場合は、

  • 後頭部
  • 肩甲骨の間
  • 仙骨

のいずれかの部位がオススメだと本に記載されています。

一番気持ちよかった部位に続けるのがベストです。

 

後頭部

「盆の窪」と呼ばれる部位(後頭部の髪の生え際の真ん中あたり)にタオルを当てます。

ここに刺激を与えることで改善を期待できる不調はこちら。

 

  • 自律神経失調症
  • イライラ
  • 視力低下
  • 花粉症、蓄膿症
  • 中耳炎
  • 歯の痛み
  • 首や首の凝りや痛み

 

肩甲骨の間

肩甲骨の間は、肩甲骨周りの凝りに効果があるだけでなく、肺の機能を高める効果も期待できます。

  • 首・肩・腕の凝り
  • 肺の機能改善
    →呼吸がラクになる→メンタル向上
    →咳やくしゃみに効果あり

 

仙骨の上

仙骨は骨盤の真ん中にある骨。

この本で紹介されている適応疾患は以下のとおりです。

  • 婦人科系の疾患
  • 腰痛
  • 坐骨神経痛
  • 足の痛み

 

が、『仙骨を温めればすべて解決する』(著者:中野朋儀)という本によると、仙骨を温めることで「血流」「ホルモンバランス」「自律神経」に効果があるのだそうです。

(本に紹介されているのはシャワーを温める方法ですが…)

 

さらには胃腸の不調、糖尿病、疲労などにも効果があるとしています。

 

ちなみに私は、

  • 後頭部
  • 肩甲骨の間
  • 胃or腸

の3箇所を行なっていますが、後頭部の気持ちよさは減ってきたため、次はこの仙骨と副腎部分に切り替えようかと思っています。

 

まとめ

熱したタオルを気になる患部に当てるだけという、熱刺激健康法。

本で紹介されている効果は万能すぎて「そこまで効くのか?」と疑問点はありますが…

とにかく手軽で気持ちが良いのは確かです(^^)

 

私が特に効果を感じたのは、生理痛と悪寒でした。

子宮と背中にタオルを当てたところ、症状が改善。ビックリです。

他の不調にも効くように祈りつつ、続けています。

(ちなみに1日3回はなかなか大変なので、最低でも起床時は行なうようにしています)

 

詳しい熱刺激の仕組み、改善した体験記を読みたい方は本をどうぞ~。

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