先日Eテレでペットボトルお灸の番組を見ました。ペットボトルにお湯を入れて、そこを身体のツボに当てるだけという超簡単なもの。
これいいなあと思ってやってみたら、思ったとおり良かったです!わざわざ準備するものはホット専用のペットボトルだけなので、とっても手軽。その割には効果が感じられそうでした。
ペットボトルお灸の効果
通常のお灸と同じ効果が得られるそうです。実際に私もやってみたところ、お灸をやっているときと同じような刺激を感じましたし、身体がポカポカしてきて、血の巡りが良くなっている気がしました!
ペットボトルお灸の効果として言われているものが、
- 冷え
- むくみ
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- 胃腸の不調
- 生理痛
などなど。通常のお灸やツボ圧しと同じような効果が得られるみたいですね。
ペットボトルお灸のメリット
まず第一に、
- 簡単
- 安い
ということが大きなメリットだと思います。用意するのはペットボトルとお湯だけですから!ホット専用のペットボトルは、100円台で購入できます。
また、普通のお灸と違って、
- ごみが出ない
- 煙やにおいが出ない
- 火を使わないので安全
- ピンポイントにツボに当てなくても良い
ということも良い点です。
私はドラッグストアで売っている普通のお灸もやったことがありますが、そちらは初期投資が高価なことと、煙が出て部屋や髪の毛ににおいが移ってしまうのが気がかりでした。
また、ペットボトルは幅が広いので、ツボのだいたいの位置にあてればOK。
ペットボトルお灸の唯一のデメリットといえば、「お灸をやっている!」という感じが得られないことでしょうか(笑)
ペットボトルお灸に準備するもの
ペットボトルお灸に準備するものは…
- ホット専用のペットボトル
- 計量カップ
- お湯
以上です!スーパーやコンビニなどで、ホット専用のペットボトルを買ってくればいいだけ。蓋がオレンジのものですね。
この記事を書いている時点では真夏なのですが、私はコンビニで購入しました。コンビニでしたら夏でもホットの飲みものが売っていると思います。
ペットボトルお灸の作り方
- 約70~80度のお湯を作る。200mlのお湯を沸かし、沸騰直前で止める
- 100mlの水をホット専用のペットボトルに入れ、200mlのお湯を入れる
これでペットボトルお灸の完成です。これを、身体のツボに当てていくだけ。
ポイントは、
- 当てる時間は1回3~4秒
- 当てて離して、を3~5回くりかえす
- 熱いと感じたらやめる
- 肌が赤くなったらやめる
- 患部の遠いところからおこなうと効果的
ということです。火を使うお灸もそうですが、低温やけどの危険性はゼロではないので、注意が必要です。特に肌が敏感な方は注意なさってくださいね。
また、患部から遠いツボから当てていくと血の巡りが良くなって効果的なのだそうです。
たとえば、肩こりがある場合。肩こりに有効なツボを、肩から遠い順番に当てていくと良いそうです。
ペットボトルお灸をやってみての感想
私は、一番初めは・・・手のひらにある合谷(ごうこく)という万能ツボ→手三里(肘の内側)→肩、と当ててみました。
じんわり気持ちよくて、身体が温まる感じがします。心なしか、肩の張りが軽くなったような。じわっと気持ちがいいのに、お灸をやっているときのようなキュッとした刺激もあります。本当にお灸をやっているみたいでした!
東洋医学って即効性はないけれど、ゆっくり、でも確実に優しく、身体にいい気がします。簡単だから続けやすいし、これからも続けていこうと思いました。
ただ、即効性がないと言っても、ペットボトルお灸は冷えにはすぐ効きました。冷房で冷えた身体が温まって、身体がホッとする感じ。夏にもオススメです。
漢方といい、ツボ押しといい、東洋医学は私に合っているのかもしれません。
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