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ストレスを消す方法~セロトニンを増やすには?

健康
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前回、『脳からストレスを消す技術~セロトニンと涙が人生を変える~』という本から学んだ、ストレスを感じる脳の仕組みなどをご紹介しました。

→詳細)ストレスの仕組み~うつ病と間違いやすい病気

 

今回は実践編、ズバリ「ストレスを消すにはどうしたらいいか?」ということを書いています。

 

本書によると、「ストレスを消す」という方法は3つ。

 

  1. 太陽の光を浴びる
  2. リズム運動をおこなう
  3. 涙を流す

 

「運動なんて無理」という方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしも「運動」でなくても腹式呼吸や咀嚼でも大丈夫だそうです!

 

 

セロトニンを増やす方法

セロトニンを増やす方法は、以下の2つです。

  1. 太陽の光
  2. リズム運動

 

太陽の光

よく「規則正しい生活をしましょう」という言葉を聞きますが、セロトニン神経を鍛えるために必要なのは「毎日決まった時間に寝て起きる」といったことではなく、「太陽の光を浴びましょう」ということになります。

 

つまり、いくら時間どおりの生活をしていても夜型の生活では意味がないということですね。

太陽の光を浴びるとセロトニンが増えるということは、『脳からストレスを消す技術』に限らず、いろいろな本に記載されています。

 

なるべく日頃から太陽を浴びるようにすると良さそうです。たとえば…。

 

  • 朝、カーテンを開けて太陽の光を浴びる
  • ベランダで日光浴をする
  • 庭仕事をする
  • 日陰ではなく、日向を歩く

 

ポイントは、30分程度で充分ということです。

 

あまり長い時間光を浴びていても、かえってセロトニンが出すぎてしまうとのこと。

最初は好転反応で一時的に体調が悪化することもあるそうですが、それはセロトニン機能が正常になる証なのだそうです。

 

リズム運動

一定のリズムを刻みながら身体を動かすことでもセロトニンを増やせるそうです。

リズム運動については医師もオススメだと言っていました。

 

「運動なんて無理」という方もいらっしゃると思いますが、必ずしも「運動」である必要はなく、呼吸や咀嚼、太鼓を叩くなど、「リズムを刻んで身体を動かす」ことなら良いのだとか。

たとえば、こんなこと。

 

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • サイクリング
  • エアロビクス・ダンス
  • スクワット
  • ヨガ
  • 太極拳
  • お経
  • ガムを噛む
  • 腹式呼吸
  • 太鼓を叩く
 
歩いたり走ったりすることはなかなか難しいですが、ガムを噛んだり腹式呼吸をしたりすることは簡単なので取り入れやすそうです(^^)

 

特に腹式呼吸は自律神経の調整にも効果があるとされていますし、腹式呼吸をする瞑想は脳を鍛える効果も立証されているため、私もなるべく毎日行なうようにしています。

→参考)【2019年更新】マインドフルネス瞑想アプリおすすめ2選

 

リズム運動のポイントはこちら。

 

  • 最低5分おこなえばOK
  • 太陽の光と同様、長くても30分で充分
  • 大事なのは長時間ではなく、長期間続けておこなうこと
  • 楽しみながら続けられるものを選ぶ
  • 最低3ヶ月続ける
  • 一時的に悪化することがあるかもしれないが、好転反応なので大丈夫(前述)
  • ストレスのかかる生活を避ける
 

とにかくゆるくても「継続」が大事なんですね。

 

涙を流す

ストレスを消すには、「涙を流す」ということも効果的なのだそうです。

ただし、「目が乾いたときに出る涙」や「タマネギを刻んだときに出る涙」は脳のしくみが違うのでNG。

 

ストレスに効果的なのは、「感情が動いたときの涙」です。

というのも、感情の涙を流すと以下のような変化が現れるためです。

 

  • 副交感神経を優位にできる
  • 前頭葉の血流が活性化する

 

副交感神経は、自律神経のうち「リラックス」を司る神経。

涙を流すことで、交感神経ではなく副交感神経を優位にできるのだそうです。

 

また、涙を流すことで【前頭葉】の血流を増やし、機能を上げることができます。

 

ちなみに、「笑うこと」もストレス解消に有効だという研究もありますが、笑ったときより泣いたときのほうが脳の血流が増えたのだそうですヨ。

なので、普段はコメディ作品やお笑い番組などで笑い、週末などに思いっきり泣く、ということがストレス解消にもっとも良いのでは、ということでした。

 

涙を流すことのポイントは…。

 

涙を流すコツ

  • 映画でもドラマでも本何でもOK
  • 泣ける一作を用意しておけると良い
  • できれば号泣(=止めようと思っても止まらない涙)がベスト
  • 朝よりも夜(夜のほうがよりストレスが溜まっているため)
  • 時間的に余裕を持った状態で
  • 泣きたくなったら我慢しない

 

ちなみに私は『アルマゲドン』と『ニュー・シネマ・パラダイス』と『コードギアス反逆のルルーシュR2(最終回)』でいつも号泣します(笑)

「泣ける」と評判の作品をアレコレ視聴するのが良いのかもしれませんね。

 

ただ、うつ病の方は「泣きたいのに泣けない」という症状もあるかと思います。

これは涙を流す機能が低下しているだけだそうなので、ご自分を責めないでくださいね。

先に挙げたセロトニン神経を鍛えるトレーニングを続けていけば次第に泣けるようになってくるとのことです。

 

私がうつ病のときは、「なんで病気なんかになったのか…」と自分を責めて泣いてばかりいました。

そんな自分が嫌で情けなくて仕方がなかったのですが、もっと泣いても良かったのかもしれません。

涙を流すとたしかにスッキリしましたし、泣けたからこそうつが回復したのかな…と今になって思います。

うつ病だったころの体験談や、今当時を振り返って思うことなどはメンタル不調のカテゴリで書いています。

 

まとめ

ストレス耐性を鍛える方法を3つご紹介しました。

 

  1. 太陽の光を浴びるようにする
  2. リズム運動をおこなう
    1. ウォーキング、腹式呼吸、ダンスなど取り入れやすいものを
    2. 5分~30分で良い
    3. 長時間より長期間(3ヶ月以上)続けることが大事
  3. 涙を流す
    • 「心が動いたときに出る涙」をどんどん流す

 

本の内容をわかりやすいように(自分で消化しやすいように)書き換えていますが、もっと詳しく知りたい方は『脳からストレスを消す技術~セロトニンと涙が人生を変える~』をご覧になってみてください(^^)

 

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