逆流性食道炎について、今まで5つの記事を書いてきましたが、逆流性食道炎の治療方法についてまとめました。
逆流性食道炎の炎症が酷い場合の治療法
炎症の程度が酷い場合は、以下の方法が適切かなと思います。
- 胃酸を抑える薬を服用する
- 胃粘膜を修復する薬・サプリメントを服用する
- 食事方法の気をつける
- 脂っこいもの・辛いものを避ける
- 消化にいいものを食べる
- 腹八分目にする
- よく噛んで食べる
胃酸を抑える薬で炎症が収まるのを待ちつつ、食事も気をつける。
なるべく消化によく、胃に優しい食べものを食べるほうがいいです。
たとえば…
- キャベツ
- 大根
- ささみ
- 長いも・ヤマイモ
- 白身魚
は私もよくお世話になっていた食材です。
食事については、逆流性食道炎の治し方~食事編で詳しく書いています。
食事方法や薬に加えて、
- 漢方
- サプリメント
- ハーブティー
- 寝るときに傾斜をつける
- 足つぼマッサージ
なども取り入れると良いのではないかな~と思います。
本当にこんなんで効くのか?と思いきや、結構効果がありました。
詳しくは、逆流性食道炎の治し方~生活習慣編で書いています。
炎症が治ってきたら、胃酸を抑える薬の使用は控えたほうがいいかもしれません。
胃酸を抑え続けると、胃酸の分泌量が減り、いろいろな弊害が出てきます。
- 栄養の吸収率が悪くなる
- 腸内細菌が増え、腸内環境が悪化する
私はパリエットという薬を2年服用していました。
上記の2つの原因から、いろいろな体調不良と格闘しています。
胃酸を抑える薬の長期服用には本当にお気をつけください…。
炎症がない、炎症の程度が軽い場合
逆流性食道炎だけれども炎症の程度が軽い、または非びらん性胃食逆流症(炎症はないのに逆流性食道炎の症状がある)の場合には、胃酸を抑える薬はどうなのかなぁ…と個人的に思います。
特に、
- 女性の方
- 胃腸が弱い方
- 年配の方
など、胃酸の分泌があまり多くない方が胃酸を抑える薬を使用すると、逆効果になる可能性があります。
というのも、胃酸が多いから逆流する…のではなく、胃酸が少なくて、消化できなかった食べものが逆流してしまう、というパターンもあるのだそうです。
そもそも、日本人は胃酸過多の人は少ないのだとか。
胃酸が少ない場合は、胃酸を抑える薬よりも、漢方や消化酵素サプリ、胃の炎症を治してくれるサプリなど、など胃腸の働きを整えてくれるものを飲んだほうがいいかもしれません(漢方についてはこちらの記事、消化酵素についてはこちらの記事でも書いています)。
逆流性食道炎に効果があるサプリメント
サプリメントについては下記に詳細を記載しています。
海外ではサプリメントは医薬品並の効果があるとしており、品質が高く、価格も日本より安いものが多いです。
また、逆流性食道炎についても日本より治療が進んでいる印象があります。
私は主にサプリメントでの治療をおこなっています。
逆流性食道炎が軽い場合の食事方法
あとは、食事方法への注意点は炎症の程度が重いケースと同じです。
- 脂っこいもの・辛いものを避ける
- 消化にいいものを食べる
- 腹八分目にする
- よく噛んで食べる
- 消化能力を上げるスパイスを取る(ショウガ、コリアンダー、クミンなど)
※ただし症状が悪化する場合があるので注意!私は最初の頃はスパイスはダメでした
食事についてはこちらの記事でも詳しく書いています。
他の方法としては、炎症が酷い場合と同じく…
- 足つぼマッサージ・つぼ圧し
- サプリメント
- ハーブティー
- 寝るときに傾斜をつける
というのも試されてみても良いかもしれません!
ストレスで逆流性食道炎になっている場合
ストレスが逆流性食道炎の原因の場合は、ストレスを取り除くのが一番です。
ストレスがあると、自律神経が乱れる
↓
自律神経が乱れると、食道と胃の繋ぎ目(噴門)がきちんと締まらなくなり、逆流する
と繋がっているのだとか。
なので、自律神経の乱れを整えるアプローチも効果的なのではないかと思います。
私は、
- つぼをアロマオイルでマッサージ
- アロマオイルでリラックス
- ハーブティーを飲んでリラックス
- サプリメントを飲む
- 腹式呼吸
といったことをやっていました。
まとめ
いずれにしても、
- 食事に気をつける
- 深刻に受け止めない
ということがポイントかなあと思います。
私ははじめのころ、食欲がゼロになってしまったのが辛くて辛くて、病院を転々とするなど結構思いつめていました。
でも、改善していくにつれて気にしないようになっていき、今ではすっかり良くなっています。
一時期は食道裂孔ヘルニアで一生治らない、なんて言われむちゃくちゃ落ち込み、抑うつ状態にまでなりましたが…(詳しい体験記はこちらでも書いています)。
それでも、改善します。
大丈夫だと信じて、がんばってください。
私の体験が何か参考になれば幸いです!
コメント