親知らず抜歯体験記5~右下抜歯の予後と左下神経の麻痺

左上下の抜歯からひと月が経過し、完全に埋没している右下親知らずの抜歯が完了しました。

今回の記事では、右下抜歯後の経過を書いています。

左下の親知らずを抜いたときと同じ予後を想像していましたが、また異なったしんどさがありました。

そして右下を抜いて気づいた、左側の違和感…麻痺の正体…についても書いています。

 

親知らず抜歯シリーズ

  1. 抜く前の知識編
  2. 抜歯のリスクと病院選び
  3. 左上下抜歯当日
  4. 左上下抜歯10日目まで(ドライソケット判明)
  5. 左上下抜歯3週間(違和感はいつまで…)
  6. 右下抜歯当日
  7. 右下抜歯予後と左下の違和感(麻痺) ▶この記事
  8. 親知らず抜歯後、おすすめの食事、準備しておくべきもの

 

右下抜歯3日目(5/25)~6日目まで

左上下を抜歯したときと同じように、痛みのピークは当日でした。

とはいえ、抜歯当日はズキズキと痛んだけれどもロキソニンで凌げたし、左を抜いたときほど痛みはなくホッとひと息。

 

2日目の朝うがいをしても、左側を抜いたときと違って血は滲みませんでした。

先生からは、「2~3日目が腫れのピークかも」「今回はキツく縫ったから、腫れるかもね」と言われていたので構えていましたが、ほとんど腫れませんでした

左側と同様、今回も「なんかちょっと太った?」レベル。

 

よし、よし。いい調子。

 

と安心したのもつかぬ間……。

朝食時。痛い(涙)

液体はまだ大丈夫なのですが、固形物を飲み込むと痛い

歯茎が引っ張られるというか……飲み込むたびに、「痛い痛い」という始末。

食事中に痛み止めを飲みました。。

 

食後も少し痛くて、毎食飲むカロナールに加え、ロキソニンも服用。

時間が過ぎると痛みは改善していきました。

 

そして翌日もこんな感じ。

何もしていないときの痛みは「ズキ」くらいでさほど気にならないのですが、食事をすると「ズキズキ」。

飲み込むと痛い。喉も痛い。

「ちょっときつめに縫ったからね」という先生の言葉が蘇りました…。たしかに糸に引っ張られてる痛み。

痛みというか染みているのか…?

 

でも、本当に食事以外は前回より良い感じです。

前回は、数日は買い物や犬の散歩に行く気力がなく家族任せだったのですが、今回は翌日から買い物も犬の散歩も行けるようになりました。

 

親知らず抜歯後、食事中の痛みはいつまで?

結局この「食事中の痛み」が和らいできたのは6日目くらいでした。

途中、「病院に電話して診てもらおうか」という思いが何度も頭をチラつきました。

でも食事以外は痛みはなかったので、「やっぱり抜糸の予約の日(抜歯一週間後)まで待とう」と思い直す、ということの繰り返し。

 

また、今回は若干お腹の気持ち悪さがありました。

抗生剤のメイアクトのせいか、急に暑くなって夏バテ気味になったせいか、よくわからないのですが…。

 

抜歯後3日目~5日目に吐き気がありましたね。抗生剤を飲みきったら治まりました。

 

右下抜歯7日目(5/31)抜糸

前回の左上下を抜歯したときはドライソケット(血が固まらず、骨が見える状態)になってしまい、抜糸の際にグリグリとされてものすごく痛かったです。

なので、抜糸当日は若干身構えていました。

 

「何か変わりはありますか?」と先生。

「痛みはまあ…大丈夫です…食事のとき以外は」と回答する私。

「まあ歯茎切ってるからね。もう少しで治まると思いますよ。じゃあ見せてください。うん、大丈夫だね。じゃあ糸切っちゃいますね」

と、何事もなくジョキ、ジョキ。

裁縫をしているかのごとく、軽い感じで糸を切られました。

 

幹部にちょっと触れるので、ちょっと痛い

でも、前回ほどではありませんでした。

 

数箇所糸を切って、終了。

念のため2週間後に診せてくださいね、とのことで予約を取って帰宅しました。

 

抜歯後、なんだか楽になっている感覚が

突っ張ってる感じというか、糸で歯茎が引っ張られてる感じがなくなったんです。

食事中「痛い痛い」とヒーヒー言っていたのが、だいぶラクになりました。

 

これ以降も特に痛み止めを服用することはなかったです。

 

右下抜歯後が順調で、左下の違和感に気づく

左下は、斜めに生えていて親知らずがちょっと顔を出していた状態。

右下は、完全に埋まっていました。

埋まっているものを抜いたわけなので、右下のほうが痛くなるのかな~と覚悟していたのですが、痛みや違和感は右下のほうが早く消えていきました

 

それで気づいたんですが……。

ひと月以上前に抜いた左下に、違和感がある

違和感というかこれは神経の麻痺なのか!?と…。

 

歯茎を切っているから違和感はしばらくあるんだろうな、と気にしないようにしていたのですが、右下は抜糸後に違和感がなくなったんです。

いっぽうで左側は、口を開けるとモワモワしているような、小さなたんこぶができているような感じが残っています。

 

「ああ…これは神経の麻痺だな…(涙)」と悟りました…。

 

親知らず抜歯のリスクについてはこの記事で書いているのですが、事前に医師からも「下の歯は神経が近いから、傷ついて麻痺が出る可能性がある」と指摘されていました。

でもほんの数パーセントの確率だというし、抜かないリスクのほうが高いと考えて抜歯をしたわけなのですが。

 

「いやあああああ…麻痺出ちゃったかああああ…!!」

と不安でいっぱいに。

 

ただ、私は軽いケースなのだと思いました(思い込みました)。

というのも、下の歯の麻痺というと、

  • 外から頬や顎を触ると感覚がない
  • 舌や顎が痺れる

という、わりとハッキリした症状が出ることがあるようなのです。

 

でも、私は口を開けるとなんとなく違和感があるというレベル。

うん、これはきっと2~3ヶ月で治るな。

 

そう納得するようにしました。

もともとストレスは大敵の病気(副腎疲労)を患っているので、抜歯の負荷以上のものをかけたくなかったんです…。

 

それでどうしたかと言いますと、神経を回復するというビタミンB12をしっかり摂取するようにしました。

 

というのも、親知らず抜歯後の神経の麻痺は、基本的に神経の回復を促すビタミン剤(メチルコバラミン)の投与で様子を見ることでしか治療できないそうで。

よほどひどい場合は手術もできるそうなのですが、私の場合は該当しないですし、早く病院通いを止めたかったことと、薬よりはサプリメントのほうが添加物が少ないだろうという自己判断です。

 

ちなみにビタミンB12には以下のようなポイントがあります。

  • 舌の下で溶かすほうが吸収率が良い
  • メチルB12というタイプが吸収率が良い
  • リチウムを摂取することで、体内にB12を運搬してくれる

私はサプリメントや健康食品を買う際は、もっともコスパのいいiHerbというアメリカのサイトを利用していて、そこでJarrow FormulasのビタミンB12を購入しました。

 

それをせっせと飲み、左下の抜歯から2ヶ月目くらいから、少しずつ違和感が消えつつあります。

本当にうっすらと、ではありますが。

 

神経の回復に時間がかかるのは仕方がないそうです。

早い人で2~3ヶ月、長くて1年半には違和感はなくなるそう。

でもこの調子であれば、半年までには回復するんじゃないかな…と期待しておりマス。

 

▼2020年12月追記

麻痺は半年後から気にならなくなっていきましたが、抜歯から1年半経ったあとも、大きく口を開けると違和感が「モヤッ」とあります。

左下だけです。

相変わらず外から触っても痺れた感じはないし、舌や歯ブラシで触っても違和感はないのですが、口を大きく開けたときは「なんかモワっとするな」という奇妙な感じが続いています。

深刻なものではないので大丈夫、と言い聞かせています……大丈夫です。

 

まとめ

完全に埋没していた右下については、抜歯後当日が痛みのピーク。

6日目までくらいには食事中の痛みがキツかったですが、抜糸後には良くなりました。

 

いっぽうで、左下の麻痺に気づいてしまい…とはいえビタミンB12の服用で改善しつつあります。

 

かなり雑多に書いてきてしまった親知らずの抜歯体験記ですが、次回は食事や痛みのピークなどをまとめようと思います。