私は2010年に逆流性食道炎を患い、「一生治らない…」と落ち込んだストレスから抑うつ状態・うつ病になってしまいました。
でも、2年後には資格試験の取得勉强やフルタイムの仕事をすることができ、鬱病は克服できました。
現在はそのころ服用していた胃酸を抑える薬やピル、抗うつ薬の影響で体調を崩していますが……メンタル的には健康だと思っています。
とはいえ、うつを患った当初はしんどくて、単純に体調の悪さから「生きていることがしんどい」と思った時期もありました。
再発率も高いうつ病。
私がどのように克服したかや抗うつ薬服用のポイントなど、体験を交えてブログに書いていこうと思います。
今回のシリーズ(?)は一般意見というよりも、私の体験談が主です。
当時、ネットで色々調べたのですが、「うつが治った!」という方の体験記は少なくて…。
うつ病、抑うつ状態に苦しんでいる方が、少しでも前向きになれたら嬉しいです(^^)
今回は、私のうつ病の原因と症状を書いています。
うつ病の症状
私の場合、ではありますが、うつの最中は以下の症状がありました。
- 億劫感
- 落ち込み
- 焦燥感(なんとなく落ち着かない、ソワソワする)
- 身体のだるさ
- 吐き気
- 食欲不振
これらは比較的よく挙げられるうつの症状かと思います。
ただ私の場合、吐き気や食欲不振は逆流性食道炎の症状もあったかもしれません。
また、抗うつ薬の副作用のせいでもあったように思います。
もちろんその吐き気やだるさなど身体的な症状も辛かったのですが、それ以上に精神的に辛かったです。
億劫感で入浴できなかったこともありました。また、落ち込みも激しかったです。
当時付き合いたてだったパートナーに対して申しわけない、私なんかが付き合っていていいのか、と悶々考える日々。
せっかく仕事が順調だったのに。
仕事に復帰できるのか。
ずっとこの体調なのか。
……などなど、自分で自分を追い込んでいたように思います。
でも、ちゃんと、治りました。
思えば、そういうふうに暗い気持ちになってしまうのは、全部うつのせいだったと思います。
うつ病が良くなってくると、むしろ以前よりも視野が広がり、前向きになれました。
うつ病になった原因~体験記から
うつ病の原因はストレスだ、ということはよく言われることです。
簡単に言うと、うつ病は、
ストレスで脳内やホルモンバランスに異常が起こり、
やる気を出してくれる物質(アドレナリン)や幸福感・リラックス感をもたらしてくれる物質(セロトニン)が正常に分泌されなくなってしまうこと。
私がうつ病になった原因は、ずばり逆流性食道炎からのストレスでした。逆流性食道炎で食事(=栄養)が取れなかったことも原因かもしれません。
根本的なきっかけ~逆流性食道炎になったときのことという昔の記事でも書いているのですが、私は2010年夏に体調を崩しました。
最初は夏バテかな?と思いました。食欲がなくなったことが初めに現れた症状でした。
思えば、その前にはいくつか引き金になることはあった気がします。
数ヶ月前にひどいウイルス性胃腸炎にかかったこと。
海外旅行や飲み会で生活バランスが崩れていたこと。
それらが原因で、お腹の環境や自律神経が乱れていたのかもしれません。
そこに輪にかけたのが、急性胃炎と逆流性食道炎にかかってしまったこと。
それまでいたって健康体だった私。
二十代半ば、仕事も私生活も上を向いていたころでした。だからこそ、逆流性食道炎の体調不良が辛くて仕方なかったです。
とにかく食欲が失せました。
何も食べたくない。食べられないから、だんだん力も湧いてこなくなる。
逆流性食道炎の薬(胃薬や胃酸を抑える薬)を飲みましたが、改善せず。
仕事も休みがちになり、気分も落ち込むようになってしまい、産業医の紹介で心療内科へ行きました。
そこでは、【抑うつ状態】と診断。抗うつ薬を出されました。
【サインバルタ】という薬でした。
1日2回服用するよう言われたのですが、飲んですぐ吐き気と尋常じゃない落ち込み。
ここからどんどん悪化していったように思います。
ジェイゾロフトを飲んだときはひどい焦燥感で「これはやばい。生きてるのが辛い」と思ったほど。
三環系、SSRI、SNRI、などいくつかの種類の抗うつ薬や抗不安薬を試しました。
ルボックス(フルボキサミン)、アナフラニール、ドグマチール、デパス、リーゼ、などなど。
抗不安薬は良くも悪くも影響しませんでしたが、抗うつ薬はことごとく副作用の吐き気や眠気、落ち込み、焦燥感が強く出ていました。
その割に「体調改善に繋がった!とは言えず」…(薬については思うところがあるので後ほど記事を書きます)。
このままうつ状態は一生治らないんじゃないか。
そう考えて、また落ち込む。まさに負のスパイラルでした。
まとめると、私のうつ病の原因はこのような感じです。
逆流性食道炎・急性胃炎→
それにまつわるストレスで抑うつ状態に→
抗うつ薬を飲みはじめて余計に悪化
一般的にも、ストレスや生活習慣、食習慣の乱れからうつ病にかかる方がほとんどじゃないかな、と思います。
まとめ
私がうつ病になったのは、逆流性食道炎からのストレス。
症状は、吐き気や億劫感、落ち込み、焦燥感などです。
いつになったら治るのか?という不安いっぱいでしたが、ちゃんと治りました…!
次回からは私がうつを克服したポイントや、再発防止のポイント、抗うつ薬についてなど記載しようと思います。
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