在宅ワークについては、新ブログを立ち上げ運営しています。
2016年から在宅勤務を続けて、念願だった人事や採用の仕事に就け、毎日充実しています。
体調に波はありますが、在宅ワークだから続けられています。
病気の人でも働ける、という在宅ワークの可能性を知ってほしいという思いから、ブログを新しく立ち上げました。
2019/08/28追記
以下、旧記事
低血糖症発症を機に退職をして、2年。2016年2月に在宅ワークサイトに登録し、翌月に仕事が決まり、働きはじめて5か月。持病があってもきちんと働けています。
在宅ワークをはじめたきっかけ
低血糖症などよく分からない体調不良に陥って、2年が経ちました。療養したといって体調は改善せず、ずるずると時間が経っていってしまいました。
日常生活は問題なく送れるのだけど(体調の波に困りはするけど)、友人と約束をしたり、出かけたり、働いたりすることはまだ無理でした。
というのも、私の低血糖症、突然体調が悪くなるんですよね…。急にフラ~っとしたり、だるくなったり、気持ち悪くなったり、ゾクゾクする寒気のようなものがあったり。そんな突然やってくる体調の波が不安なので、働くのはまだ無理だ、と思っていました。
でも!Twitterのフォロワーさん(副腎疲労の方)が在宅ワークをしていらっしゃると呟いていたのを見て、私も在宅ワークについて調べてみたんです。
在宅ワーク=内職、ブログなどのライター、開発系
と考えていた私は、在宅でも事務や営業、マーケティングなど幅広い仕事ができると知って驚きました。もっと前から調べていれば良かった…。
在宅ワークをはじめた理由
ともあれ、家で仕事ができるならやってみたいな、と思い、在宅ワークをはじめることにしました。私が在宅ワークをやろうと思った理由は、主に以下の3つです。
- 収入がほしい
- 無職の期間を減らしたい
- 自分に多少の負荷をかけることで、生活にハリが出る
特に2番目。療養期間が続くことで一番辛かったのは、無職の期間が長くなることへの不安でした。無職でいる時間が長くなれば、いざ病気が治って働きたい!と思ったときに、仕事が見つからない気がしたんです。
そうした不安から、「早く治りたい」と焦ってストレスになり、身体にも良くないなあと常々考えていました。でも、在宅でも仕事をして成果を出せば、職務経歴書にもきちんと書けるのではないか…。それならば、「早く仕事しなきゃ」「早く治さなきゃ」という焦りもなくなるのではないか、と思いました。
在宅ワークの仕事を探しはじめる
そこで、早速在宅ワークサイトに登録(そのときの記事はこちら)。いろいろな仕事を見てみることにしました。やっぱりライターや開発系の仕事が多いけれど、事務や営業、秘書などの仕事もありました。
私は、黙々と記事を書く仕事は向いてないと思ったので(ブログなど趣味で書いているものは別ですが(笑))、何かしら人とコミュニケーションしながらおこなう仕事がいいなと考えていました。また、開発やWEB系の知識はないし、デザインやキャッチフレーズなどクリエイティブ系も才能がなさそうなので、そのあたりも除外。過去営業の仕事をしていたので、営業や営業事務の仕事を探しました。
私が探していたのは、
- 営業、もしくは事務系
- 完全在宅の仕事(打ち合わせや研修で本社に行かなければならないところは無理でした)
- 週に3日程度、1日数時間程度の仕事
- 営業であれば、ノルマのないもの
といったものです。体調に不安があったので、毎日の仕事やフルタイムの仕事は難しいなと。身体にあまり負荷をかけたくなかったので、時間の融通の利く仕事を探しました。
探していた仕事内容
今回私が応募した仕事は、電話営業の仕事です。その理由は、以下の3つ。
- 仕事の時間や量は個人の裁量に任される
- 成果が目に見える
- 人とコミュニケーションが取れる
電話営業であれば、時給制ではなく1件のコールに対していくら、もしくは成果報酬になるので、仕事をしてもしなくても個人の裁量に任されるのが良いなと思いました。
また、成果が目に見える点も良いと思いました。将来的に職務経歴書に、○件の成約が取れました、○件コールしていました、と具体的に書けるのは良いなあ、と。
私はもともと営業をしていたので、そのあたりには魅力を感じていました。仕事の仕方や量、時間、行動などを自分で決められる点が、私のマイペースな性格と合っていたんです。
在宅で営業の仕事をはじめる
会社に出社しないで営業の仕事なんてできるのか…と思っていました。でも、今の時代はすごいですね。パソコンとインターネットと電話があれば、なんでもできてしまいます。
- ミーティングや仕事上のやり取りはSkypeでできる
- 仕事上のほう・れん・そうや質問、ちょっとしたやり取りはチャットワークなどのチャットアプリでできる
- 資料の共有や作成は、DropBoxやGoogleドライブ、Googleスプレッドシートでできる
実際にこうした形式で5か月働いていますが、普通に働けているのがすごいな~と思います。報酬もきちんと支払われます。
久しぶりの仕事、しかも電話営業なのでストレスになるかな~と思ったのですが、今のところ大丈夫です。最初のころはだるさが酷くなったりしましたが、自分で仕事の量を決められるので調整がしやすいです。
また、顔が見えないやり取りでも親しい人ができたので、その点も仕事のしやすさにかなり影響しています。
在宅ワークの難しさ
ただ、顔を見ないでのやり取り、特に文字が中心なので、ミスがあったり意思疎通が難しかったりする点は感じています。
正直なところ、指示を出す人が仕事のできる人でないと、その下で仕事をするワーカーは不便さや難しさを感じる気がします。これは営業の仕事以外にも、在宅ワーク全般に言えることだと思います。
応募する段階で、こちらもしっかりと相手方を見極める目が必要だと感じました。
私はいくつか他の会社も応募したのですが、返事がなかったり遅かったり、普通の就職活動とは違うなという思いもしました。
在宅ワークに向いている人
私が在宅ワークに向いているなあと感じたのは、
- 体調不良やケガ
- 妊娠、出産、育児
- 介護
などで外に働きに行くことが難しい人です。時間に融通が利くので、療養や育児、介護をしながらも働きやすいと思います。また、
- 出勤時間がもったいない
- 副業したい
と考えている会社員の方も良いのかな、と。
ただ、デメリットもあります。
- 収入が少ない、もしくは安定するのに時間がかかる
- 仕事内容によっては倍率が高い
- 対面でのやり取りではないので、ミスがあったり意思疎通が難しい
電話などの営業の仕事で成果を上げれば、収入も入りやすいと思うのですが、そうでない仕事は収入面ではあまり期待しないほうがいいように思います…。
また、事務やライターなどの仕事は、在宅ワークで人気の職業なので、倍率が高いようです。本格的に仕事をしたい人は、いい仕事先を探すのが難しいかもしれません。
でも、私のように時間の融通さが大事な人は、とても良いと思います。体調不良や育児などでブランクがある方のリハビリにも良い気がします。
私は在宅ワークをはじめることで生活にメリハリがつきましたし、将来への不安も消えました。もし同じように悩まれている方がいらっしゃったら、一度探してみても良いかもしれません!
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