2019年5月。生えているすべての親知らずをすべて抜歯しました(合計3本)。
当時体験記を書いたのですが、2020年末に別の場所に移行させるにあたり、再度まとめています。
親知らずの抜歯にあたって、他の方の体験ブログや知恵袋がとても励みになったので、私も記事を書くことにしました。
読んでくださった方の参考になれば嬉しいです!
▼親知らず抜歯シリーズ
- 抜く前の知識編 ▶この記事
- 抜歯のリスクと病院選び
- 左上下抜歯当日
- 左上下抜歯10日目まで(ドライソケット判明)
- 左上下抜歯3週間(違和感はいつまで…)
- 右下抜歯当日
- 右下抜歯予後と左下の違和感(麻痺)
- 親知らず抜歯後、おすすめの食事、準備しておくべきもの
痛み・腫れの程度や期間は千差万別なので、私の意見が完全に合っているかは言えません。参考程度に留めてくださいね。
親知らずは抜歯したほうがいい?
2019年初頭。親知らずの抜歯は「したほうがいい」と歯科医師に指摘されました。
虫歯になっているかもしれないし、左右の下の歯はナナメに生えているから隣の歯を圧迫している、と。
でも私は、不安感やだるさなどの体調不良(副腎疲労(別ブログへ飛びます))があり、踏み切れずにいました…。
が!思い切って抜歯を決意。
親知らずや歯茎の炎症が体調不良にも繋がっているような気がしたんです。
また、いつ痛みだすともわからない親知らずを抱えて生活するよりは、抜いてしまったほうが良いのでは、と。
一般的に、親知らずの抜歯をしたほうがいいケースは以下のように言われます。
私の左右の下の歯はこれらすべてに当てはまります…。
一方で、親知らずを抜かなくて良いケースはこちら。
ただ、まっすぐ生えていても抜いたほうがいい場合もあるそうです。
今回の私の上の歯はこのケースでした。あくまで私が通っていた歯医者さんの意見ではありますが。
- 対岸にある歯茎を傷つけてしまっているような場合
私の左上の親知らずはまっすぐ生えていたのですが、左下の親知らずを抜くことになったので、上の親知らずが下の歯茎を傷つけてしまうリスクもあるため、ついでに抜いても良いかもね~と言われました。
ということで、上下の親知らずの抜歯を決めました……(涙)
親知らず、いつ抜くか。抜歯のメリット
親知らずはできるかぎり若いうちに抜いたほうがいい、と医師に言われました。
その理由は以下のとおりです。
- 10代~20代前半は骨が柔らかく、抜きやすい
- 若いと傷の治りが早い
- 反対に、高齢になると傷の治りが遅い
- 高齢になると糖尿病や血管・心臓の病気などにかかる可能性が高まり、服用している薬などで抜けなくなることがある
- 妊娠中・授乳中は痛み止め・抗生剤が飲めないので、抜けない……ことはないけれども、痛み止めが飲めないのは地獄だと思います。。
私は30代半ばで抜歯に踏み切りましたが、もっと早く抜いておけばよかった、と思います(涙)。
親知らずが虫歯になってしまってからでは痛みも出るし、いざ痛くなってしまうとすぐに抜けないんです。
いったん抗生剤などで炎症を落ち着かせる必要があって。
なるべく早く抜くことに越したことはないのですが、もちろんリスクもあります(次の記事で書いています)。
特に女性の方は、妊娠や出産で痛み止めや抗生剤が飲めなくなってしまうので、「親知らずに限らず歯の治療は日ごろからしっかりしておいたほうがいいよ!」と先生に言われました。
妊娠中に飲める鎮痛剤もあるようですが、それは弱めの鎮痛剤なので、おそらく効かない可能性が高いです。
私はロキソニンでさえすぐに切れてしまって、本当は4時間以上開けなければいけないのですが、ガマンできずに3時間で飲んでしまいました……。
親知らずは下の歯ほど抜きにくい
親知らずは、下の歯・斜めや横に生えている歯ほど抜きにくいそうです。
まっすぐ生えていれば、麻酔をかけて引っ張るだけで抜けるので、数分で抜くことができます。
ただ、斜めや横に生えている場合は、複数の段階を踏む必要があります(水平埋伏抜歯術というたいそうな名前がついています)。
- 歯茎を切開する
- 歯を削って割って取り出す
- 歯茎を縫う
- 約一週間後に抜糸
歯茎を切るので傷の治りも遅いです。
さらに、下顎には神経が通っているので、ヘタに抜いてしまうと神経を傷つけてしまう可能性があるそうで。
かかりつけの歯医者では抜けず、大病院の紹介状を書いてもらいました。
親知らずの抜き方~日帰りか入院か
私は左下・左上・右下、3本の親知らずを抜きました(右上の親知らずは生えていませんでした)。
その際、抜く方法は日帰りか入院か選ぶことができました。
- 左上下と、右下をそれぞれ1回ずつ、日帰りで抜く→通常の歯の麻酔のみ
- 左右上下3本をまとめて、2泊3日の入院1回で抜く→全身麻酔
この2パターンを提示されました。
1の場合、費用は安く済みますが、2回抜歯をしなければいけません。
また、意識がある中での手術なので、その恐怖があります(涙)。
2の場合は、全身麻酔なので寝ている間に抜歯が終わっているのが魅力的。また、抜歯も1回で済みます。
ただ、入院費用がかかります。
また、左右いっぺんに抜くので食事がかなり大変だと思われます…。
私は片方抜いただけでもかなり不便だったのに、それが両側噛めないとなると、ゼリー状のものか液体かしか食べられないのでは……。
「基本的には日帰りで2回に分けて抜くのがいいと思うよ」と先生に言われたこともあり、私は日帰り手術を選びました。
とはいえ「意識がある状態で歯の手術とか無理かも」と不安がいっぱいで、全身麻酔への安心感やまとめて抜けるメリットも捨てきれずにいましたが…。
結果、片方ずつでよかったと思っています。
上にも書いたように、左右同時に抜いてしまうと食事がめちゃくちゃ大変です。
片方抜いただけでもすごく苦労するのに(体験談はこのあとつらつら書いています)、両方いっぺんに抜かなくてほんとに良かったと思いました…。
「何度も通うのは無理!」という方や、パニック障害などでどうしても無理といったように特別な事情がない限りは、片方ずつ外来で抜いたほうが良いと思います。
ちなみに私は、左上下抜歯をしてひと月後に右下の抜歯をしました。
まとめ、そしてつづく
もし「親知らずを抜いたほうがいいのかな」と考えている方は、リスクを加味した上で、抜歯を本格的に検討してみても良いのかなと思います。
特にお若い方!!
身体が丈夫なうちに抜いておいたほうがいいですヨ……。
私が通った口腔外科では高齢の方がけっこういらっしゃって、抜歯後かなりゲッソリしていました…。
飲み合わせの薬も難しいですし、治りも遅くなるでしょうし…。
親知らずの抜歯、というと「痛い」「腫れる」といった怖いことばかり書かれていますが、将来的に親知らずや隣の歯が虫歯になってしまったらさらに悲惨です。
それに、「歯の状態が全身の健康に影響している」という話も耳にするので、気になる方はご検討ください。
とはいえ、リスクはあるものなので、そのあたりや病院選び、準備したほうがいいものなどは次の親知らずの抜歯準備編にてご紹介しています。