2019年から、「スリッパリーエルム(アカニレ)」というハーブを摂っているのですが、これがなかなか良くてブログでも紹介したいと思います。
粘膜保護や老廃物排出の効果があるので、以下のような疾患の改善・予防が期待できるそうです。
- 胃腸のトラブル
- 逆流性食道炎
- 回盲弁症候群
- リーキーガット
- 便秘
- 胃潰瘍
- その他胃腸の炎症
- 喉のトラブル
- 喉の痛み
- 上咽頭炎
効果や飲み方などにポイントがある気がするので、「飲んだことあるよ!効果なかった!」という方も、参考になればなあと思います。
スリッパリーエルム(アカニレ)の効果
スリッパリーエルムは別名アカニレとも言うハーブで、「ニレ」という樹木の樹皮を粉末にしたものです。
滋養強壮、抗酸化作用、抗炎症作用などさまざまな効果があるとされています。
冒頭にも書きましたが、胃腸のトラブルや炎症に効果が高いのだそうです。
- 胃腸のトラブル
- 逆流性食道炎
- 回盲弁症候群
- リーキーガット
- 胃潰瘍
- その他胃腸の炎症
- 喉のトラブル
- 喉の痛み
- 上咽頭炎
- デトックス効果
- 便秘
スリッパリーエルムの体感
スリッパリーエルムは闘病の初期段階で、リーキーガット対策のために飲んでいました。
ただ、そのときはカプセルタイプを飲んでいて、効果を感じずに1~2ボトル飲んでやめてしまいました……。
ですがこのたびiHerbで粉末タイプを購入して飲んだところ、けっこう良い気がしています。
粉末を液体に溶かして飲むことで、少しとろっとした液体になるので、これが粘膜保護にひと役買ってくれているような。
冬の時期や寒暖の差が激しいとき逆流性食道炎になりやすいのですが、スリッパリーエルムを飲むとラクになる感じです。
飲むのをやめると症状が出てくるので、効果があるのかも。
iHerbの海外レビューでも、食道裂孔ヘルニアが改善したとか、PPI(ラベプラゾールとか)が不要になった!という評価がありました。
飲み方にポイントがあるので、後述しています。
回盲弁症候群と逆流性食道炎
回盲弁症候群(かいもうべん)という病気(症状)をご存知でしょうか。
食べ物は、食べると下へと流れていきますよね。
そのとき食べ物が逆流しないように、その流れを調整する「弁」がいくつか存在します。
代表的なものが、胃と食道のつなぎ目にある「食道括約筋」(「噴門」)。
逆流性食道炎は、このつなぎ目が緩くなることで胃の中の食べ物が逆流しやすくなってしまう病気です。
もうひとつが、「回盲弁」。
これは小腸と大腸のつなぎ目に存在します。
回盲弁症候群は、この回盲弁が緩くなってしまう状態。
通常、食べ物は小腸で消化吸収したあと、大腸に運ばれます。
ですが回盲弁に不具合があると、大腸に運ばれた食べ物……便に変化していくはずの食べカスがが小腸に逆流してしまうんです。
この現象は、ガスや膨満感など胃腸のトラブル、SIBOやリーキーガットの原因となったりしています。
(詳細はカイロプラクティカのブログがわかりやすいです)
それで、この「回盲弁」と「食道の弁(食道括約筋括約筋)」は密接に関わっていて、回盲弁にトラブルがあれば食道括約筋も不具合が起こりやすく、その逆もまたしかりなのだそう。
つまり、リーキーガットや逆流性食道炎といった胃腸トラブルはわりと深い関係があるのですね~。
このトラブルを改善させるのが、「スリッパリーエルム」です。
スリッパリーエルムは粉末が良い気がする
- 容量:113g
- 小さじ1杯(1.5g)で1500mgのスリッパリーエルム
- 用法:小さじ1杯をお湯にかき混ぜて飲む(後述)
- 価格:900円前後
- 毎日1.5gだと約75日、毎日5gだと約22日もちます
私が何個もリピートしているのがNOWの粉末タイプ。
最初はカプセルタイプを飲んでいたのですがあまり効果がなく、粉末にしたら効果を実感しています。
カプセルはだいたい1粒400mgくらいの容量なので、粉末には量で劣るのかもしれません。
カプセルもたくさん飲めば効果があったのかもしれませんが……。
でも、カプセルだとこのあと記載している飲み方ができないので、それも効果半減しているような気もします。
粉末タイプは、お茶のような感じで飲めるので気に入っています。
スリッパリーエルムを溶かした液体はちょっとトロっとしてるんですよね~。
これが粘膜保護に良い気がします。
私は嫌いじゃない味ですが、いかんせんたんなる「粉!」でもあるので、苦手な方も多そう……。
スリッパリーエルムの飲み方
私は朝、小さじ1杯のスリッパリーエルム粉末をコップに入れ、沸騰した熱湯を注いで、冷ましてから飲んでいます。
公式には「煮立たせる」とありますが、面倒なのでそこまではやっておらず……。
最初は常温の水や白湯で溶かしていたのですが、溶けにくいです。
熱湯だとすぐ溶けます。
熱いお湯では栄養分は失われてしまうのかもしれませんが、とろっとするのは変わりないので、抗炎症効果などは健在なのだろうなと(勝手に思ってます)。
「カプセルで効果なかったな~」という方も一度お試ししてみてください。
注意点
上記の通りトロッとした液体で、胃腸に粘膜を張る関係で、スリッパリーエルムを飲んだあと1時間くらいはサプリを摂取しないほうがいいんじゃないか?というレビューがありました。
また、漢方とか「決してオイシイとは言えない液体系の健康食品・サプリ」を飲むのが苦手な方は、カプセルタイプが無難かもしれません。
飲めなかったら意味ありませんからね……。
あとはハーブには相性、好き嫌いもありますので、その点もご注意くださいませ。
とはいえ高いサプリじゃない(粉末もカプセルも1000円以下)ので、気軽にお試しできるかなと思います。
まとめ
スリッパリーエルムはカリス成城やAmazonなどにも取り扱いがありますが、100gで1500円くらいでした……。
私は逆流性食道炎が改善したり、便がするっときれいなかたちで出たり、わりと効果があったので最近手放せないサプリ(ハーブ)になっています。
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