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抗うつ薬が効かない理由を自分なりに考えました

抗うつ薬 メンタル不調
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私は2010年~2012年ごろにうつ病を患い、抗うつ薬を飲んでいました(現在ではうつは改善しています!)。

過去飲んだことのある薬は、三環系、SSRI、SNRI

具体的には、サインバルタ、ルボックス、レクサプロ、アナフラニール、ドグマチール、イフェクサーなどです。

 

いずれもすぐ副作用のほうが強く出てしまい、効いている感じがしなかったです…正直なところ…。

 

最近になり、「なぜ私には抗うつ薬が合わなかったんだろう?」ということが少し納得でき、ブログでも記事にしてみようと思いました。

私は、抗うつ薬が合わない人もしっかり存在して、そういう人は無理に薬を飲む必要があるのか疑問に思っています

うつ病はまず抗うつ薬を飲まされますが、合わないのに継続している必要があるのかな、と感じています…。

精神科医・心療内科医からは真っ向から批判が来そうですが、欧米では薬に頼らずうつ病を治す道も増えてきているといいます。

 

こんな方の参考になればうれしいです(^^)

  • 抗うつ薬が合わないと感じている方
  • 抗うつ薬でうつ病やパニック障害などメンタル的な病気が治らない方
  • 抗うつ薬の副作用が辛い方
  • 抗うつ薬に疑問を感じている方

 

 

抗うつ薬の副作用

よく挙げられる抗うつ薬の副作用は、

  • 吐き気
  • 食欲不振

などの胃腸症状が多いですよね。私も吐き気・胃腸の不快感はガッツリ出ました。

また、種類によっては、

  • 太る
  • 痩せる
  • むくみ
  • 頭痛

という症状も出ることがあります。

さらには、うつ病の薬で精神的な副作用が出てしまうことも。たとえば、

  • 焦燥感
  • 億劫感
  • 落ち込み

 

焦燥感や落ち込みなどうつ病の症状を治したくて薬を飲んでいるのに、抗うつ剤で余計に悪化してしまうことがあります…。

ただでさえ症状が辛いのに、副作用も出るとなるとダブルパンチですよね…。

 

参考:抗うつ薬の副作用体験

ちなみに私の抗うつ薬経験を書くと…。

最初にサインバルタやレクサプロを飲んだとき、焦燥感というか身体のゾワゾワ感がひどくなり、「これはヤバイ」と命の危機を感じたことがあります…。

(すぐに飲むのを止めました)

 

一番長く飲んでいたのは、ルボックスです。1年ちょっとくらい飲んでいたと思います。

でも、ルボックスが効いたのか?というと、そうではないような気がしています…(うつ病を克服した体験記は鬱を克服できたポイントなどの記事で書いています)。

 

医者はよく「抗うつ薬で一時的に体調が悪くなることがあるけど、ガンバッテ耐えてね」と言いますよね。

私も何度も言われました。

 

でも、ただでさえ具合が悪かったのに、それ以上体調が悪化して辛かったです。

「副作用は2週間くらいで慣れる」

などと言われますが、その言葉を聞いたとき、「2週間この体調不良なの!?」と幻滅したことを今でもハッキリと覚えています。

 

また、吐き気がひどくて飲めないときは胃薬が処方されました。

副作用をさらに薬で抑える

わけがわからない状態です。

 

抗うつ薬は本当に必要か?

私は、果たして無理をして抗うつ薬を飲む必要があるのか効かないのに飲み続けるべきなのか、と疑問に思います。

もちろん、副作用の中に良くなる兆しのようなものがあるなら別です。

その人には抗うつ薬が合っているのかもしれません。

 

でも、私は抗うつ薬を飲んでいた間、「なんとなく胃がムカムカする」ということがずっと続いていたわりに、うつが改善した覚えがありませんでした。

 

なぜ抗うつ薬が合わないのか?

なぜ抗うつ薬が合わない人がいるのか。

それは、遺伝子的な要因ではないか、と考えています。

 

遺伝子と言われてもピンとこないですよね。

私も、「抗うつ薬は遺伝的な要因で効きません」と言われても納得がいかないと思います。

 

ですが、現在はとある検査の影響で遺伝子の変異を意識するに至っています。

それは、メチレーションという遺伝子の検査です。

 

かなり専門的で難しい話になってしまうので難しい話は省きますが、ごくごく簡単に言うと、人間は【メチレーション】という歯車のようなシステムで身体を保っています。

メチレーション葉酸回路

私の手書きで見にくく恐縮ですが、この図の輪っかのように、栄養素や神経回路がぐるぐると回り、私たちの身体が成り立っています。

 

この中に、アドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質に関わる部分の歯車があります。

 

この回路の部品のうち、遺伝子の変異のせいで、機能が弱い部分が出てくる場合があります。

 

MAOA

具体的には【MAO A(マオエー)】という部分なのですが、ココに遺伝子の変異があると、神経伝達物質がうまく作られなくなります。

「遺伝子の変異なんてそうそう起こるもんじゃないでしょ?」

と思われるかもしれませんが、近年この遺伝子の変異を持つ人が多くなってきているようなのです。

原因は、遺伝子組換えの食品や化学物質、環境汚染など。

 

抗うつ薬と遺伝子の関係

さて、抗うつ薬に話を戻しますと…。

またまたざっくり説明してしまうと、抗うつ薬は脳や神経伝達物質の働きをちょっといじって、セロトニンやアドレナリンの働きを強めるものです。

 

でも、神経伝達物質の受け渡し部分に遺伝子的な変異がある場合、薬で回路を捻じ曲げて作用させようとしても、かえって異常をきたすのではないか、と考えるようになりました。

 

というのも。

信頼できる医療関係者に「抗うつ剤がことごとく合わなかったんですよ~」という話をしたところ、私は神経伝達物質に関わる回路(MAO A)に遺伝子変異があるため、抗うつ薬が合わないのではないか…ということでした。

 

遺伝子レベルで変異があるわけなので、どうがんばっても薬が合わなかったのだなぁ…と。

 

メチレーションに関しては正しく理解するには奥が深すぎて、遺伝子レベルにまで専門的な話を持っていく必要があるので、果たして本当かどうかは確約できません。

 

ただ、抗うつ薬は合わない人もいて、かえって体調を崩してしまう人もいる、ということはご認識いただければと思います。

一部の研究では、抗うつ薬を飲みうつ病が悪化した、抗うつ薬は無意味だ、とするものもあります。

実際にそのような人も多いです。

 

とはいえ、無駄に不安を煽ってしまっているわけではなく、もちろん抗うつ薬で改善する方もいらっしゃいます

まずは医療機関を受診しつつ、自分で自分の身体をしっかり管理するつもりで治療に臨むのが良いかと思います。

 

あ、遺伝子に変異があるとはいえ、私はしっかりうつ病は治りましたのでご安心ください!

一時は無気力や落ち込みで生きている心地がしませんでしたが、今では在宅ワークをしたり、むしろうつになる前より前向きに生きています(^^)

メンタル不調についてはブログ内でもいろいろ書いておりますので、良かったらご覧ください。

 

うつ病とサプリメント

抗うつ薬に頼りたくない。でも辛い。

そんなときは、サプリメントがひとつの選択肢になるかもしれません。

日本では単なる栄養補助食品(にもなってないかもしれない)の存在ですが、欧米ではしっかり治療用に使われています。

 

うつ病に直接効果があるとされているのは、以下のサプリメントです。

※ただしどちらも抗うつ薬との併用はNGです。

私は質と値段の点からいつもiHerbという海外のサイトで購入しています。

 

薬よりも副作用が出にくいので、まずはサプリメントからお試しするのもひとつの選択肢かもしれません。

 

その他のうつ病対策

アミノ酸やミネラルの摂取もオススメです。

うつの方は腸が弱っている事が多いので、栄養不足になって余計にうつが悪化している可能性があります。

小魚やカツオ、昆布から出汁を摂るだけでもかまいません。

副腎疲労とリーキーガットに「ボーンブロス」

 

また、呼吸法や瞑想でうつ病が改善した、という研究もたくさんあるので、毎日呼吸法や瞑想に取り組むこともオススメします。

ヨガなんかも良いですね。

できるときに、1日1分からでもかまいません。

継続は力なりです。

 

まとめ

うつも、抗うつ薬の副作用も、本当に辛いと思います。

私は今でこそ別の疾患になってしまいましたが、うつのときのメンタルの辛さのほうが何倍もしんどかったです。

薬とうまく付き合い、それだけに頼らず、少しずつでもうつが改善しますよう、お祈りしています。

 

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